1930〜1970年代のイタリアのデザインにフォーカス 「イタリアモダンデザイン展」が開催

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2025年01月02日 09:01  Fashionsnap.com

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 清澄白河のギャラリー「ストゥープ(stoop)」と「トプソ(topso)」が、1930〜1970年代のイタリアのデザインにフォーカスした展覧会「イタリアモダンデザイン展」を銀座三越の新館7階 催物会場で開催する。会期は1月8日から20日まで。

 同展では、1950年代に生まれたイタリアモダンデザインの歩みを紹介。当時のヴィンテージコレクションや資料、希少な現行品を体系的に展示・販売する。
 ヴィンテージでは、“イタリアモダンデザインの父”とされるジオ・ポンティ(Gio Ponti)が手掛けた「カッシーナ(Cassina)」のチェア「スーパーレジェーラ」(1951年、63万8000円)をはじめ、フランコ・アルビニ(Franco Albini)がデザインした「ポッジ(Poggi)」の本棚「LB7」(1957年、495万円)、アキッレ&ピエル・ジャコモ・カスティリオーニ(Achille & Pier Giacomo Castiglioni)が手掛けた「フロス(FLOS)」のランプ「Gatto Piccolo」(30万8000円)など、コンパッソ・ドーロ受賞作品10点を含む80点以上のプロダクトを用意する。
 現行品は、日本ではあまり流通していない、イタリア本国やヨーロッパで生産されているブランドのアイテムをラインナップ。ジオ・ポンティが1932年に設立したイタリア最古の照明ブランド「フォンタナ・アルテ(FontanaArte)」の照明や、コンパッソ・ドーロを受賞した「メデア(Medea)」のチェア、アイコニックなデザインの製造を続ける「マルティネリ・ルーチェ(Martinelli Luce)」のプロダクトなどを揃える。また、ジオ・ポンティが創刊したインテリア雑誌「ドムス(Doms)」を含む、同時代のデザイン関連書籍や、フォンタナ・アルテが収集する資料や文献を展示する。

■イタリアモダンデザイン展会期:2025年1月8日(水)〜1月20日(日)会場:銀座三越 新館7階 催物会場所在地:東京都中央区銀座4-6-16営業時間:10:00〜20:00(最終日は18:00に終了)問い合わせ:03-4285-4128

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