画像提供:マイナビニュース ○Apple Intelligence対応のiPad mini、買うしかない!
これまでM1チップ以降搭載のiPad ProやiPad Airを購入する機会がなく、Apple Intelligenceに対応したiPadを持っていませんでした。そろそろ対応のiPadを買おうと思っていたところに登場したiPad mini(A17 Pro)。私は前々からiPad miniが大好きで、それがApple Intelligence対応となれば買うしかありません。まだ持っていなかったApple Pencil Proも、この機会に一緒に購入しました。
選んだ製品:iPad mini(A17 Pro)Wi-Fi + Cellularモデル(スターライト/256GB)+Apple Pencil Pro
価格:120,800円+21,800円
選んだ理由:Apple Intelligence対応だから、そして好きだから!
満足度(5段階):★★★★★
iPad miniは、気楽にバッグに入れられる、片手で持てる、電子書籍を読むのにちょうどいい、長時間持って使っていても軽くて疲れない。iPhoneより画面が広くて、Apple Pencilが使える。私は絵を描いたり動画を編集したりすることはほとんどないので、最高に快適なデバイスです。
ちなみに今年は、同じく「Apple Intelligence対応のモデルを持っていないから」という理由で、iPhone 16 Proも買いました。
Macに関しては、Apple Intelligence対応モデルは持っていますが、ちょっと古いし仕事の都合でもう1台欲しかったので、13インチMacBook Air(M3)も買いました。
実は、この2台を先に買っていたことが、iPad miniを買うときに影響するとは……。
○動作はきびきび、心地よい
前モデルのiPad mini(第6世代)を使っていたので、正直、大きな違いは感じませんが、チップがA15 BionicからA17 Proになったので、全体にきびきびと速くて心地よく使えます。来年、Apple Intelligenceが日本語に対応したら使い勝手が大きく変わるだろうと期待しています。そしてチップが変わって高性能になったにもかかわらず、サイズと重量が変わらなくて良かったと思います。
Apple Pencil Proはスクイーズでパレットが表示される、ペン軸のダブルタップでツールを切り替えられるなど、高機能で便利です。ただ、私の主な用途は手書きメモやPDFへの書き込みなので、宝の持ち腐れのようで申し訳ない気持ちです。Apple Pencil(USB-C)も持っていて、私の使い方としてはこちらで十分満足ですが、充電にケーブルが必要で、特に出先では手間がかかる。悩ましいところです。
○デバイス本体のカラー、どのように選びますか?
新しいデバイスを購入するとき、あなたはどのようにカラーを決めますか?
私は「できるだけ、これまでに買ったデバイスと違う色」を選びます。仕事柄、そこそこ頻繁にデバイスを購入するので、色が違う方が区別しやすいし、カラフルで楽しいからです。この記事を書くにあたって担当編集のI氏に尋ねてみたところ「新色を買います」とのことで、私と同様の方向性かと思います。
今回のiPad miniの場合、「これまでに買ったデバイスと違う色」だとパープルですが、買う前に4色見てみようとApple Storeに行きました。
展示されている製品を見比べていたら、ストアのスタッフさんが声をかけてくれました。
「iPad miniをご検討中ですか?」
「はい、購入することは決めてるんですけど、どの色にするか迷っていて。皆さん、色ってどうやって選んでるんですかね?」
「そうですねえ、いちばんの理由は気に入った色だと思いますが、すでにお持ちのデバイスと色を合わせてお揃いにする方もいますね」
そんな手が! 「これまでと違う色」とは逆方向だ! 思いもしない選び方でした。
今年買った13インチMacBook Air(M3)は、それまで買ったことのなかったスターライト。iPhone 16 Proも、それまで買った色と似ていないデザートチタニウム。けれど、この2つはわりあい似た系統の色ですよね。お揃い、おしゃれかも。だったらiPad miniもスターライトにするか!
先に買った2台が影響したというのは、こういうわけです。こうして、同じ年に買ったMac、iPhone、iPad miniの色が、期せずしてお揃いっぽくなったのでした。
○【結論】
現時点では前モデルと大きな違いはないけれど、動作はきびきび速くて快適
今後、Apple Intelligenceの日本語対応に期待!
小山香織 ライター、インタビュアー、翻訳者、トレーナー。Apple 製品やビジネス系アプリケーションなどに関する著書多数。近著に『iPadマスターブック 2024-2025 iPadOS 17対応』(マイナビ出版)。マイナビニュースでは連載「iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ」のほか、インタビューや取材記事を執筆。 この著者の記事一覧はこちら(小山香織)