<フィギュアスケート:日本学生氷上競技選手権>◇6日◇山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ◇女子7・8級ショートプログラム(SP)
中京大2年の松生理乃(20)は、4位スタートとなった。SPで62・89点をマークした。
5位となった昨年末の全日本選手権後には体調不良に見舞われた。「練習ができていなくて調子が悪いままきてしまった」という中での新年の初戦だったが、3本のジャンプを全て着氷。「危なっかしいジャンプばかりだったけど、転倒やパンクなどがなくてよかった」と、胸をなで下ろした。
今季の前半戦はGPシリーズで2戦連続2位となり、同シリーズ上位6人によるファイナルへ初出場。3年ぶりに4大陸選手権(2月、韓国)の切符を手にした。「目指していた舞台だった」というが、同代表に選出されたことは中京大の同級生、横井きな結からのメッセージで初めて知ったという。「集まって発表があると思っていたので…きんきん(横井)から『おめでとう!』ってLINEで言われて初めて知りました(笑い)。ギリギリ行けるか行けないか、どっちだろうと思っていたので、すごくうれしかったです」と、心境を明かした。
今大会には、同級生の河辺愛菜らとともに大学を背負って出場する。仲良し3人組の1人横井は今大会には出られなかったが、「同期みんなで来たかった思いもすごくあって、寂しい気持ちはあるんですけど、きんきんの分も自分たちで頑張ろうと思って来ました」とうなずいた。7日のフリーで巻き返しを図る。
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