阪神、梅野と坂本の経験豊富な捕手がいるが…若手の台頭も待たれる捕手事情
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2025年01月07日 08:11 ベースボールキング
阪神には梅野隆太郎、坂本誠志郎と頼りになる捕手がいる。
2年前にリーグ優勝、日本一を達成した時には梅野、坂本の働きが大きく、昨季も梅野が92試合、坂本が63試合に一軍でマスクを被った。近年は梅野と坂本が一軍でマスクを被っているが、梅野が今季34歳、坂本が32歳を迎える年齢だ。ベテランと呼ばれる年齢に差し掛かってきており、チームとしては彼らに頑張ってもらいたい一方で、梅野、坂本に続く存在が出てこなければならない。
昨季は梅野と坂本の2人が一軍で起用されていたこともあり、その他の捕手は長坂拳弥が4試合、榮枝裕貴が1試合と一軍で捕手としての経験値をほとんど積むことができなかった。
ファームでは藤田健斗がチーム最多の55試合、次いで榮枝の50試合、中川勇斗の45試合と満遍なく経験を積んだ。年齢で言うと、長坂も今季で9年目・現在30歳と、どちらかといえば梅野、坂本と近い年齢にあたる。
ただ、支配下の捕手では榮枝が現在26歳、藤田が現在23歳、新人の町田隼乙が現在21歳、中川が現在20歳と一気に若返る。今季はベテラン2人が一軍で支えながら、3番手捕手として若手が経験を積んでいくことになるのか。藤川球児新監督が就任した今季、捕手をどのように起用していくか非常に気になるところだ。
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