ドクターマーチンのクリエイティブディレクターが退任、全地域で売り上げ落ち込む

　「ドクターマーチン（Dr.Martens）」のグローバル・クリエイティブ・ディレクターを務めていたダレン・マッコイ（Darren McKoy）が、同職を退任したことを自身のSNSで発表した。

　「素晴らしい10年間を送ったドクターマーチンに心から感謝します」という書き出しから始まるマッコイの投稿では、「私たちは時価総額約1億3600万ポンド（約269億5520万円）の企業から、時価総額10億ポンド（約1970億1289万553円）の大企業へと変貌させました。（中略）製品ディレクター、クリエイティブディレクターとしてこの成長に携われたことは、忘れられない経験でした」と、同社での活動を振り返っている。
　ドクターマーチンが2024年11月に発表した2025年度上半期決算（2024年4月〜9月）では、売上高が前年同期比で18％減。アメリカが同22%減、ヨーロッパ・中東・アフリカが同16％減、アジア太平洋が同11％減と、全地域で売り上げが落ち込んでいる。
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