【春高バレー】下北沢成徳イェーモン主将が気迫あふれる声で鼓舞「目の前の1点全力で」準決進出

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2025年01月07日 21:02  日刊スポーツ

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下北沢成徳対誠英 サーブを放つ下北沢成徳・イェーモン(撮影・滝沢徹郎)

<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー)女子:下北沢成徳2−0熊本信愛女>◇7日◇準々決勝◇東京体育館



前大会準優勝の下北沢成徳(東京)が熊本信愛女に2−0のストレートで勝利し、2年連続で準決勝進出を決めた。エースのイェーモン・ミャ主将(3年)の気迫あふれる声と強烈なスパイクでチームを牽引。昨年逃した頂点に前進した。男子は市立尼崎(兵庫)が前大会準優勝の福井大福井をストレートで破った。男女ともに4強が出そろった。11日に準決勝、12日に決勝が行われる。


   ◇   ◇   ◇


主将のイェーモンの鼓舞がコートに響く。「簡単な試合ではない。声を思いっきり出すところから」。第1セット(S)先取で迎えた第2S。競り合いの展開が続いたが、主将の言葉で士気が高まる。自らのスパイクを含めて15−14から8連続得点で一気に流れをつかんだ。「目の前の1点を全力で、その積み重ねが結果につながった」と納得の表情を浮かべた。


前回大会もエースとして躍動したが決勝で就実(岡山)に敗れた。3年生として最後の舞台でリベンジする。目標を掲げてきたが、昨夏の全国高校総体(インターハイ)は3回戦敗退で連覇を逃した。何が足りないのか。9月からは毎日ミーティングを重ねた。「結果にとらわれず、バレーの面白さを引き出そう」。10月に勝利への糸口を見つけると、チームは勢いを取り戻した。11日の準決勝はインターハイ覇者の金蘭会(大阪)と対戦する。「自分たちがやってきたことをやるだけ」と積み重ねに自信を持っていた。【高橋香奈】

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