バスケットボール女子日本代表の新監督として、男子日本代表コーチのコーリー・ゲインズ氏(59)の就任が決定的であることが7日、関係者への取材で分かった。
米国出身のゲインズ氏は22年に日本男子代表チームのアソシエイトヘッドコーチに就任。昨年のパリ五輪でも、トム・ホーバス監督の右腕として男子日本代表チームをサポートした。パリ五輪後もホーバス監督再任に伴い同職を継続。昨秋のアジアカップ予選でも男子日本代表を支えてきた。
米NBAなどでの指導歴があり、19年からは八村塁(現レイカーズ)が在籍したウィザーズでアシスタントコーチを務めた。女子最高峰リーグWNBAでも指導者として成功し、マーキュリー監督として07年、09年に優勝2回。その後、同チームのゼネラルマネジャー兼監督も務めた。
現役時代はNBAネッツでプロキャリアをスタート。祖母の母国である日本でもプレーし、日本リーグのジャパンエナジーに在籍した経験を持つ。
女子日本代表は21年東京五輪で銀メダルを獲得。昨夏のパリ五輪は1次リーグ敗退となり、恩塚亨監督が退任した。
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