タピット産駒の良血馬 シンザン記念で史上初の快挙に挑む

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2025年01月08日 19:00  netkeiba

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芝に初挑戦するゴールデンカイト(昨年9月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 タピット(Tapit)産駒のゴールデンカイト(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 ゴールデンカイトは父Tapit、母L' Age d'Or、母の父Medaglia d'Oroの血統。祖母のモナデモンマ(Mona de Momma)は10年の米G1・ダービーシティディスタフSの覇者。叔父のヴェコマ(Vekoma)は20年にカーターHC、メトロポリタンHCで米G1を2勝している。

 ここまで2戦1勝。昨年9月の中京の新馬(ダ1800m)は3着だったが、続く11月の東京の未勝利(ダ1600m)で初勝利を手にした。今回は一気の相手強化、何より初芝が大きなカギ。ただ、日本で走っているタピット産駒にはラビットランやバニシングポイントなど、芝ダート兼用の馬が多くいるので、あっさりこなせても全く不思議はない。

 今年で59回目を迎えるシンザン記念だが、初芝の馬が勝てば史上初の快挙。レース史に新たな1ページを刻む走りを期待したい。

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