バルセロナがスーペルコパ決勝進出! “戻ってきた”ガビ&ヤマル弾で国王杯王者ビルバオ撃破

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2025年01月09日 06:01  サッカーキング

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先制ゴールを決めたガビ [写真]=Getty Images
 スーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝が8日に行われ、アスレティック・ビルバオとバルセロナが対戦した。

 4チームによってタイトルが争われるスーペルコパ・デ・エスパーニャが、サウジアラビアを舞台として開幕する。過去のスーペルコパ・デ・エスパーニャは前シーズンのラ・リーガとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)王者が対戦する一発勝負の方式となっていたが、2019−20シーズンより、ラ・リーガ2位以内、コパ・デル・レイの優勝と準優勝の4チームによる“ファイナルフォー”方式が採用されている。大会の舞台も、新型コロナウイルス感染症の蔓延によって国外での開催を断念した2020−21シーズンを除くと、サウジアラビアでの開催だ。

 準決勝の第1戦目で相まみえるのは、昨季のコパ・デル・レイで40年ぶりにトロフィーを掲げたアスレティック・ビルバオと、昨季のラ・リーガを2位で終えたバルセロナ。今シーズン、前者はここまでのラ・リーガで10勝6分3敗の勝ち点「36」で4位につけており、後者は12勝2分5敗の勝ち点「38」で3位に位置する。昨年8月24日にはラ・リーガ第2節で対戦しており、当時はホームチームのバルセロナが2−1で勝利していた。

 そんな両者のゲームに向けて、アスレティック・ビルバオのスターティングメンバーにはGKウナイ・シモン、イニャキ・ウィリアムス、ダニエル・ビビアンらが名を連ね、ニコ・ウィリアムズはベンチから出番を待つ。一方、バルセロナはペドリ、ガビ、ハフィーニャらが先発に並び、負傷明けのラミン・ヤマルもスタメン入り。一方で、現在登録問題が騒がれているダニ・オルモとパウ・ビクトルは報道の通りメンバーから外れた。

 試合は序盤からバルセロナがボールを握り、3分にはジュール・クンデからのアーリークロスにハフィーニャが反応。ダイレクトボレーを狙ったが、シュートは枠を捉えきれない。さらに10分、ペナルティエリア手前左寄りの位置で獲得したフリーキックにおいて、ハフィーニャがクロスを匂わせつつ、左足でニアサイドを狙う。ここはGKシモンに弾き出され、ゴールとはならない。

 この勢いのまま、バルセロナが17分に先手を取る。敵陣中央やや左寄りの位置で、アレハンドロ・バルデからのパスを受けたハフィーニャが巧みなテクニックを見せて相手をかわし、左斜め前へ繋ぐ。引き取ったペドリは相手を引き付けてスルーパスを送ると、ボックス左を走り抜けたバルデがマイナスへ折り返し、最後はガビがダイレクトで仕留めた。長期離脱からの復帰後、ガビが初ゴールを奪い、バルセロナが先手を取った。

 その後も試合を優位に進めたのはバルセロナで、ハフィーニャ、ヤマル、ロベルト・レヴァンドフスキらが次々とゴールに迫る。だが、追加点を奪えずにいると、アスレティック・ビルバオも前半の終盤に左サイドから好機を構築。ユーリ・ベルチチェの攻撃参加からボックス内へ入っていき、前半終了間際には同選手からのクロスボールをイニャキが合わせたものの、GKヴォイチェフ・シュチェスニーに阻まれる。前半はこのままバルセロナの1点リードで終了した。

 後半に入ってもバルセロナがゴールへの匂いを漂わせ、49分にはシンプルに左サイドの背後へ抜け出したハフィーニャが右足でフィニッシュまで持ち込むも、ここはGKシモン正面。続く52分には、敵陣まで入って相手のパスをカットしたイニゴ・マルティネスから、ペドリを経由してボールを受けたガビが背後のスペースへボールを繋ぐ。待っていたヤマルは見事な反転からGKシモンとの1対1を冷静に制し、バルセロナがリードを広げた。

 2点を追いかける展開となったアスレティック・ビルバオは63分、ミケル・ベスガ、オスカル・デ・マルコス、そしてニコをピッチへ送り出す。直後には2本のミドルシュートを放つなど、敵陣でプレーする機会を増やし、75分にはユーリからのアーリークロスでイニャキがボレーシュートを放ったが、仕留めきれない。82分にはニコからのスルーパスでボックス右のスペースへ侵入したデ・マルコスがゴールネットを揺らすも、ここはオフサイドのため得点は認められない。

 このままバルセロナが逃げ切るかと思われた86分、まさかのミスが発生。フレンキー・デ・ヨングからのバックパスが乱れた隙を見逃さなかったイニャキが、GKシュチェスニーとの1対1で落ち着いて流し込む。アスレティック・ビルバオが1点を返したかに思われたが、フレンキーからのバックパスがアルバロ・ジャロに当たって変化しており、イニャキのポジションはオフサイドと判定。ゴールは取り消しとなってしまう。

 結局、最後までアスレティック・ビルバオにゴールが生まれることはなく、試合はこのままタイムアップ。2−0で勝利したバルセロナがファイナルの舞台に進む切符を掴み取った。

 決勝は12日に予定されており、レアル・マドリードvsマジョルカの勝者と対戦する。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ 0−2 バルセロナ

【得点者】
0−1 17分 ガビ(バルセロナ)
0−2 52分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)


【ゴール動画】ガビ、ヤマルのゴールでバルサが決勝へ!
完全復活を印象付ける
ガビの今季初ゴール㊗️で
バルサ先制⚽️

🏆スーペルコパ準決勝
#アトレティック・クルブv#バルセロナhttps://t.co/5hAhyRvlKR pic.twitter.com/uu4jCUifwr— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) January 8, 2025

カンテラ・ホットライン🔥
ガビ➡️ヤマルのゴールで
バルサ追加点⚽️

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