【ラグビー】「審判も実況もノックオン」思わず旧用語、一方で3部は未適用…変更初日ファン反応

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2025年01月11日 16:19  日刊スポーツ

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横浜対静岡 前半、静岡FLヴェティ・トゥポウは横浜LOリアキマタギ・モリ(中央下)とHO庭井(左)の2人ガカリノタックルを受けながらも突進してクワッガ・スミスのトライにつなげる(撮影・丹羽敏通)

<ラグビー・リーグワン1部:横浜−静岡>◇11日◇第4節◇ニッパツ



日本協会が6日に通達していた「用語の変更」が、国内の先陣を切って最高峰のリーグワンで適用初日を迎えた。


横浜キヤノンイーグルス(横浜)と静岡ブルーレヴズ(静岡)の一戦では、前半2分に最初のノックフォワードが発生。場内のスクリーンには「ノックフォワード ボールを前に落としてしまう反則(旧ノックオン)」と表示された。


一方、特段のテストなどはなく「順次適用」で公式戦に突入したため、レフェリーや実況アナウンサーが「ノックオン!」と、あまりにも慣れた旧用語を発してしまう場面もあった。


場内や生中継、ライブ配信で楽しむファンのSNSでは「レフリーも普通にノックオン使ってるやん」「レフェリーも実況もノックフォワードじゃなくて、ノックオンと言ってるから、慣れるまで時間かかりそうだなあw」「試合あちこち見てますが、レフリーさんもつい『ノッコン』て言って直してるし(笑)」などの投稿が相次ぎ、注目度の高さを物語っていた。


また、リーグワン3部の試合ではマツダスカイアクティブズ広島−クリタウォーターガッシュ昭島(57−13)の試合を観戦したファンが「余談ですがきょうの場内アナウンスはまだ『ノックオン』でした」と投稿していた。


8つ変更されており、ノックフォワードに加えて、あの用語も。19年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表NO8姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)の代名詞となった「ジャッカル」も「スティール」に変わっている。


リーグワンでは10日、11日の今節から新用語を適用すると発表した上で「ただし、準備の都合で関係する表示物や制作物、掲示物等での表記、会場内のアナウンス等において、新しい用語を反映できない場合も想定されますので、あらかじめご了承ください。今後、順次新しい用語に変更をしてまいります」と案内していた。


【用語変更8種】


※( )内は旧


◆トライライン(ゴールライン)


◆トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)


◆プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)


◆トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)


◆イエローカード(一時退出)


◆退出/レッドカード(退場)


◆ノックフォワード(ノックオン)


◆スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)

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