<ラグビー・リーグワン1部:横浜53−35静岡>◇第4節◇11日◇神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場◇観衆6842人
横浜キヤノンイーグルス(横浜)が2連勝し、開幕から3連勝中だった静岡ブルーレヴズ(静岡)に今季初黒星をつけた。
前半5分、元日本代表SO田村優(36)の左大外へのパスを受けたWTB竹沢正祥(29)が先制トライ。2分後の7分には南アフリカ代表CTBジェシー・クリエル(30)のトライで主導権を握った。
前半を34−14で折り返すと、後半6分に相手ロックのマリー・ダグラス(35)にトライを献上。それでも同10分にBKで左へ展開し、最後は竹沢が左隅にトライした。互いにトライを重ねる展開で、終始リードを奪って逃げ切った。
流れを渡す場面もあった後半も踏まえ、SO田村は「最低限のことはできましたが、満足いく結果ではなかった。諦めさせる、ギブアップさせるような強さがモールしかり、スクラムしかり、ブレークダウン(ボール争奪戦)しかり、欲しいですよね」と満足なし。沢木敬介監督(49)も「自分たちから相手を楽にさせるようで、まだまだ弱い。『優勝を目指す』というようなレベルではない」と険しい表情を崩さなかった。
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2勝2敗の横浜は次節、18日に同じ会場で三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原)戦を迎える。3勝1敗の静岡は同日、本拠の静岡・ヤマハスタジアムで2連覇を目指す東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に挑む。【松本航】
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