土曜の中山は芝が良、ダートが稍重だった。日曜はダートが良に回復するかもしれないが、ほぼ同じような馬場と考えていいだろう。芝はCコースに替わり、速めの時計が出ているものの、意外に逃げ馬が苦戦している。先団〜中団から脚を使える馬を狙いたい。ダートは8枠が超好成績。とりわけ1800mは年明け以降、【7-5-2-12】の勝率27%、複勝率54%。回収率は単勝が560%、複勝でも300%だから、迷わず買いでいい。脚質や血統の極端なバイアスはない。
中京は土曜と同じく、芝ダートともに良。芝は全体的に荒れているので、外を回るのはマイナス。道中では内ラチ沿いを回ってきた方がいい。土曜はダンジグの血を引く馬の活躍が顕著だった。ダートは差しがダメではないが、4角ではある程度の位置に取り付きたい。「父ディープインパクト×母の父ストームキャット」の種牡馬の産駒には引き続き注。
【注目馬】
中山10R・ハビレ…今回と同舞台の前走・3勝クラスは着差以上の完勝だった。昨年の春から夏にかけての重賞実績を考えれば、昇級といっても力は上位。今の中山ダ1800mでは圧倒的に有利な8枠も味方に連勝を決める。
中山11R・ホウオウガイア…中山芝1600mが得意なシルバーステート産駒だけに、コース替わりはプラス。逃げ先行馬が揃ったので、展開も向くとみた。
中京11R・エトヴプレ…近走は重賞で苦戦続きだが、今回はリステッド。母の父がダンジグ系で中京芝の血統傾向にも合致するので、ガラリ一変があっていい。