ママスタ旦那さんとの離別や死別を経験し、シングルマザーとして子どもを育てているママたち。経済面や子育てを1人で担う責任の重さなど、多くの不安がつきまとうのではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには、旦那さんがギャンブル依存症で回復施設にいるため実質的な母子家庭状態にあるという投稿者さんからこんな投稿がありました。
『中3、中1、年長の男3人います。もちろん私が育てていきますが、すごく漠然と不安になって泣けてしまうこともあります。母子家庭のみなさんはお子さん何人いますか？ また不安になったりすることはありますか？ 私は正規職員で働いているのでお金はギリギリですがなんとかやっています』
投稿者さんは今後離婚することを考えているようで、「子どもが3人もいてシングルマザーとしてやっていけるのか」と漠然とした不安に襲われている様子。この投稿に、実際にひとり親として頑張るママたちからさまざまなコメントがありました。
養育費なしでも旦那がいないほうがマシ！なんとか頑張ってるよ
『高1、中1。フルタイムパート。養育費はなし。常に不安です。児童扶養手当、就学援助がとてもありがたい。2年半後2人の進学でどうなるかそればかり考えています』
『上の子が保育園のときに離婚して2人とも成人した。養育費なし。私が裕福だからではなくて、養育費で元旦那と繋がっていたくなかったから。お金の心配はいつでもあるよ。子どもが学生のうちは貯金しても学用品に全部消えていくし、2人分の運転免許代で貯金は消えた。それでも元旦那を頼ったことはない』
元旦那さんから養育費を受け取っていない中で、懸命に仕事もして子どもたちを育てているママが体験談を寄せてくれました。手当や補助金など福祉の力を借りながらも毎日不安と戦いながら生活しているママもいれば、元旦那さんとの繋がりを絶ちたいために養育費を受け取っていないママもいます。彼女たちに共通していたのは、やはりお金の心配は常につきまとうということ。しかし今回のトピックに限っては、子どもたちの育ち方に不安を感じているママからのコメントはありませんでした。これはつまり、お金の心配さえクリアできれば、ある程度子どもたちも順調に育つということではないでしょうか。2人、3人、4人と複数の子どもを抱えての離婚はお金の面が心配になるもの。しかし複数人いても、笑顔で明るい家庭を築けるものなのかもしれません。
離婚当初は泣いていたけど、子どもたちが成人したら離婚してよかったと思える
『離婚したての頃は不安になって泣いていたときもあるけど、今は子どもたちが大きくなって離婚して100%よかったと思ってます』
『シングルになって16年経って、子どもたちは大学生と高校生になっているから今は不安はないよ。シングルになった頃は仕事をどうしようと悩んだけど、道を決めてからは悩む暇すらないくらいに勉強して行動した。気がついたら16年経った』
投稿者さんは末っ子がまだ未就学児ということで、これから先の長い子育て生活に不安を抱えているのでしょう。ママたちからは「離婚した当初は泣いていたよ」という体験談も寄せられています。しかし子どもたちが成人した今となっては、「あのとき離婚してよかった」と自分の選択に胸を張って言っていました。シングルマザーに限らないことですが、人生は「何を選択すれば正解なのか」を考えるのではなく、がむしゃらに「自分の選択を正解にしていくこと」が大切なことなのでしょう。辛かったのは離婚当初だけで、そこからは悩む暇もないくらい仕事も子育ても頑張った先輩ママの言葉。投稿者さんも救われる思いではないでしょうか。
離婚後はなんとかなるし、自分ならなんとかできると思ってやるしかない
『子どもが小さくて3人以上いて離婚する人、尊敬する』
『考えないようにする。先のこと考えすぎるのもよくない』
『これから子どもの進路や反抗期に泣かされると思うから今は泣かなくていいよ。今までたくさん辛かったでしょ。ここまでやれた自分を信じて大丈夫』
投稿者さんの今の不安な気持ちが痛いほどわかるママたちからは、温かい励ましのコメントも寄せられていた今回の投稿。投稿者さんは仕事も子育ても1人で担っており、離婚するかどうかにかかわらず今後旦那さんを頼ることはできないでしょう。ただこれから起きるかわからないことに対して漠然と不安になるよりも、とにかく今目の前のことを頑張るしかないのではないでしょうか。ママたちからも「なんとかなるし、自分ならできると思って毎日子育てと仕事を頑張った」というコメントがありました。その毎日目の前のことに一生懸命向き合って頑張った先に、「気付いたら子どもも立派に成長していた」という未来が待っているはずです。投稿者さんの辛い気持ちや苦しみを理解してくれる人が多かった今回の投稿。もし苦しくなったときには同じシングルマザーや友人に話を聞いてもらったり、ときには福祉などを頼るなどして、とにかく「今」を乗り切っていってほしいです。
文・AKI 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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