<ラグビー・リーグワン1部:横浜53−35静岡>◇第4節◇11日◇神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場◇観衆6842人
開幕3連勝で迎えた静岡ブルーレヴズ(静岡)が、今季初黒星を喫した。
昨季4位の横浜キヤノンイーグルス(横浜)に8トライを献上した。35得点しながら勝機を見いだせず、就任2季目の藤井雄一郎監督(55)は「ボールを持っている時はいいアタックができた。田村のいいコントロールで、終始うちがディフェンスをしないといけない状況を作られた。田村の“小憎たらしいキック”にやられた」と総括。自身が日本代表の強化委員長時代、選手として19年W杯日本大会で8強に貢献した相手SO田村優(36)のかじ取りをたたえた。
14−34で入った後半は一進一退の攻防で3トライ。南アフリカ代表のNO8クワッガ・スミス主将(31)は「攻撃をし続けたら得点は取れる。個人のミスが多く、自分を含めてミスをしてしまった。チームとして、もっと改善していける」と反省した。
次節は18日に本拠の静岡・ヤマハスタジアムで開幕4連勝の王者、東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)を迎え撃つ。藤井監督は「まだまだ全部勝てるようなチームではない。毎週毎週成長し、次の試合に準備していきたい」と引き締めた。【松本航】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。