不振のチームを救ったのは伊藤涼太郎の決勝弾! シント・トロイデンがリーグ戦7試合ぶりの白星

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2025年01月12日 08:00  サッカーキング

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シント・トロイデンに所属する伊藤涼太郎 [写真]=Getty Images
 ジュピラー・プロ・リーグ第21節が11日に行われ、シント・トロイデンに所属するMF伊藤涼太郎が今季リーグ戦2ゴール目をマークした。

 ここまで20試合を消化したリーグ戦で4勝7分9敗を記録し、勝ち点「19」を積み上げているシント・トロイデン。同クラブは直近のジュピラー・プロ・リーグで6試合勝利がなく、下位に沈むなかでウェステルローとの一戦を迎えた。今節は伊東、藤田譲瑠チマ、小川諒也、小久保玲央ブライアンの日本人4選手が先発出場。山本理仁はサブからのスタートとなった。

 試合は開始早々の6分にシント・トロイデンがスコアを動かす。ハーフライン付近で藤田がボールを奪うと、こぼれ球を拾ったアンドレス・フェラーリが右足を一振り。センターサークル内から狙ったロングシュートがゴールに吸い込まれ、藤田のアシストからシント・トロイデンが先制した。しかし、前半アディショナルタイムにクロスが直接流れる形で同点ゴールを被弾。ゲームは1−1でハーフタイムに突入する。

 すると、65分に伊藤が不振のチームを救う。右サイドでボールを受けたビラル・ブラヒミが、同サイドを駆け上がるルイ・パトリスにパス。1本目のクロスはマーカーに当たってしまったものの、自らセカンドボールを回収して再度グラウンダーのクロスを蹴り入れる。ファーでフリーとなっていた伊藤に繋がると、ダイレクトで右足を一閃。強烈なシュートがネットを揺らして貴重な勝ち越し弾を挙げた。

 結局、試合はそのまま2−1で終了。シント・トロイデンがリーグ戦7試合ぶりの勝利を掴んだ。なお、藤田、小川、小久保はフル出場。伊藤は70分までプレーし、山本は入れ替わる形で途中出場を果たした。次節は19日に行われ、シント・トロイデンはホームでスタンダール・リエージュと対戦する。

【スコア】
ウェステルロー 1−2 シント・トロイデン

【得点者】
0−1 6分 アンドレス・フェラーリ(シント・トロイデン)
1−1 45+3分 アルフィー・ディヴァイン(ウェステルロー)
1−2 65分 伊藤涼太郎(シント・トロイデン)

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