さまざまなキットを組み合わせて作られた、オリジナルのガンプラ作品が秀逸です。元のキットが何なのか、全部はなかなか分からない……!
●ジオン機を改造して連邦仕様に
作者のpurasさんがベースに用いたのは、「MG 1/100 MSN-06S シナンジュ・スタイン Ver.Ka」。連邦軍主導で開発されながら、ジオンの残党に強奪された機体です。
purasさんはそこに異なるキットのパーツを追加。胸のダクトや腰のアーマーなどにシナンジュスタインの面影がみられますが、全体を見ると全くの別物といっていい仕上がりです。
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塗装やマーキングの工夫もあって、完成形は本来あるべき連邦軍仕様になったよう。purasさんは作品を「ハイ・ノウェムゲベーア」――愛称「HiN-G(ハインジー)」と名付けています。
●一度は完成するもさらにブラッシュアップ
簡単に紹介してしまいましたが、その工程は試行錯誤の連続。各キットのパーツを取っては外しを繰り返し、理想の形を追求していたといいます。
ようやくシルエットが固まり、塗装までして一度は完成しますが、purasさんは「まだシナンジュ感が強い」と納得がいかなかったとのこと。独自性を増すために、さらなるテコ入れを始めたというのだから驚きです。
●素材の想像がつかない仕上がりに驚きの声
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最終的にはバックパックの変更で作品はようやく完成。リプライでは「かっこいい!」と多くの賛辞が寄せられています。
コメントの中には「使われた機体が全然分からない」と驚く声も。purasさんは投稿で「6種類のガンプラからミキシング」と言っていますが、実は用いられたのは7種類。シナンジュ・スタインのほかに、「MG 1/100 ゼータガンダム Ver.Ka」「MG 1/100 ジャスティスガンダム」「MG 1/100 ν(ニュー)ガンダム Ver.ka」「MG 1/100 νガンダム HWS Ver.Ka」「MG 1/100 Ex-Sガンダム」「RE/100 1/100 ガンダムリントヴルム」を使用したそうです。それぞれどこに使われているのか、考えながら鑑賞するのも楽しそう。
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