【全豪オープン】4時間超の熱戦制した錦織圭 松岡修造氏も異例「集中切りたい」中継から姿消す

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2025年01月12日 17:58  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

松岡修造さん(2024年7月5日撮影)

<男子テニス:全豪オープン>◇1回戦◇12日◇メルボルン



元世界ランキング4位で現在74位の錦織圭(35=ユニクロ)が4年ぶりに出場し、大逆転勝ちを収めた。2019年以来6年ぶりとなる白星を0−2からのフルセットで。予選から勝ち上がってきた同106位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)相手に4−6、6−7と2セットダウンから7−5、6−2、6−3と劇的にひっくり返した。


連日生中継しているWOWOWでは、松岡修造氏(57)が現地リポート。10日に都内ホテルで行われた「第58回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」表彰式に出席していたが、強行軍でメルボルンへ飛び、錦織の初戦を迎えた。


第3セットで2度のマッチポイントを錦織がしのいだ後、第4セット途中にモンテイロがメディカルタイムアウトを取る場面があった。予選も含め、今週4試合目という相手は疲労が蓄積。左脚の付け根を痛めてコートを離れ、室内でマッサージ等の処置を受けるため試合が中断した時、松岡氏も「自分も1回、今のうちに集中を切っておきたいです」と異例の申し入れをして、そのまま本当に、終盤まで松岡氏の声が入らなくなった。


その後は、つかの間の休憩から、最終の第5セットまで錦織の大逆転初戦突破を見届けるのに「全集中」したようで、試合後にようやく復帰を果たした。


「あの、まず、率直な感想を言わせてください。メルボルンに来て良かった! 本当に来て良かった。錦織圭のグランドスラムを見られて良かった。オールモスト・ギブアップ(ほぼ諦めかけていた)と彼は言いましたけど、崖っぷちに強い! いや…崖っぷちどころか、崖から落ちましたよね!」


4時間を超える熱戦に松岡氏の熱さも相まって、日本ではファンのSNSも温まった。「修造、息してるだろうか。少し休ませて、と言ってから出てこない。全豪オープンの錦織くんの試合中。。。」「修造さんあなたが休憩要求するんかい笑」「修造さん 自分のスイッチ切るって」「修造さんもタイムアウトwwww」などの投稿で盛り上がっていた。

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