前回からの続き。私（マイ）は、夫のトオルと2人暮らしです。夫の兄タツヤさんには、奥さんのミサトさんと2歳の女の子アンちゃんがいます。優しいミサトさんは素敵なベビーグッズやお洋服を「お下がりであげられるように大切に使っている」と言っていました。しかし出産間近になってお願いすると「妹にあげたいから」と断られたのです。トオルからお下がりを執拗にねだるのは「みっともない」と言われ、私はようやく自分の間違いに気付いたのでした。
その後、私たちは年末年始のタイミングでようやくミサトさんに会うことができました。今度会えたらしっかり謝ろう……。反省した私はミサトさんと仲直りをしたいと思い、いただいた出産祝いのお返しを家から持っていきました。
私は出産の内祝いとして、家庭菜園で採れた大根を差し出しました。ミサトさんは一瞬戸惑った様子でしたが、すぐに笑顔になって受け取ってくれました。ミサトさんと仲直りができた……！ 私はとても嬉しかったです。しかし……？
ミサトさんは私がしつこくお下がりを欲しがったことに嫌気がさしたのでしょう。「何か用事があれば俺を通して？」トオルにそう言われた瞬間、私はミサトさんにブロックされたんだと察しました。きっと縁を切られてしまったんだろうなと……。
正直ショックが隠せませんが、これも自分でまいた種だから仕方ないのかな……と思っています。大好きだったミサトさん。あの優しい笑顔に会うことはもうできないのかもしれないけれど、私は私で子育てを頑張っていくしかありません。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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