毛が伸びきったワンコを保護してきれいに生まれ変わらせる動画が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で7万2000回以上再生され、9400件以上の“高評価”を集めています。
動画が投稿されたのは、アメリカのYouTubeチャンネル「Hope For Paws - Official Rescue Channel」。このチャンネルには、アメリカの非営利動物保護団体「Hope For Paws」によるレスキューの数々が投稿されています。
今回は、毛が伸びきったワンコを保護してきれいに生まれ変わらせたときの動画です。地域で働く警備員さんから「野良犬が道で暮らしている」と連絡を受けて現場に向かったスタッフさん。警備員さんにワンコのいる場所まで案内してもらったところ、ワンコは助けられるのが分かっているかのように、自らスタッフさんのもとへと歩み寄ってきてくれました。野良ではあるものの、非常におとなしく、人に慣れている様子です。
その後、ワンコは「Biscuit」（ビスケット）と名付けられ、まずは伸びきった毛をバリカンでさっぱりと刈っていきます。顔周りやおしり周りなど細かくて難しいポイントは、数人がかりで丁寧にカット。
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すると、後ろ足の付け根あたりにフォックステイルグラス（キツネの尾のような形状の穂を持つ植物）が刺さっているのを発見しました。皮膚が傷ついていて痛そうです。伸びきった毛に隠れていたのですね。
そうして全身の毛をきれいにカットしたあとはお風呂タイムです。ビスケットはここでも怖がることなく気持ちよさそうにシャワーを浴びています。何をされているのかしっかりと理解している賢い子なのでしょうね。
現在ビスケットは、新しい家族との出会いを待っています。すてきな家族のもとで今よりもっと幸せに暮らせるといいですね。
コメント欄では「体を洗ってもらったあと、毛布に顔や体をこすりつけている姿を見るのが大好き。とても幸せそう」「Hope for Paws に電話をしてくれた警備員さん、ビスケットが救出されるまで世話をしてくれた人々、あなたたちは最高に優しい人たちです！」「野良でもビスケットはとても人懐っこく行儀がいい。おそらく人間と良い関係を築いてきていたはず。迷子になったのか捨てられたのか、それとも野良でも運よく優しい人たちと付き合えただけなのか、それは分からないけれど、新しい家族となる人はきっとビスケットを大切にしてくれるでしょう」などの声が見られました。野良だったビスケットの生まれ変わった姿に、多くの人が心を動かされた動画でした。
※画像はYouTubeチャンネル「Hope For Paws - Official Rescue Channel」から引用
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