マンU指揮官、FAカップ4回戦進出の“立役者”GKバユンドゥルを称賛「時には1週間で人生が変わることもある」
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2025年01月13日 08:02 サッカーキング
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、トルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルを称賛した。12日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
FAカップ3回戦が12日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でアーセナルと対戦。試合は52分にブルーノ・フェルナンデスの得点でマンチェスター・ユナイテッドが先制したものの、61分にディオゴ・ダロトがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となる。直後の63分にはガブリエウ・マガリャンイスに同点ゴールを許し、勝負は延長戦へと突入。120分でも決着はつかず勝敗はPK戦へと委ねられ、最終的にはマンチェスター・ユナイテッドが4回戦に駒を進めた。
強豪クラブ同士の一戦で輝きを放ったのは、先発GKとして“赤い悪魔”のピンチを救い続けたバユンドゥルだ。逆転の危機を凌いだ69分のPKストップに加え、120分の間に多くの決定機をビッグセーブ。PK戦でもアーセナルの2人目を務めたカイ・ハヴァーツのキックを読み切り、3回戦突破の立役者となった。
同メディアによると、バユンドゥルは2013−14シーズン以降のFAカップにおいて試合中とPK戦の双方でPKを止めた史上初のプレミアリーグ所属選手だという。インタビューに応じたアモリム監督は、「サッカー選手としての人生にはサイクルとタイミングがある」と述べつつ、「時には1週間で人生が変わることもあるし、アルタイのプレーを見れば一目瞭然だ。トッテナム戦では誰もがアルタイのことで指を噛むような思いをしていたが、私もその気持ちはわかる。そして今日、彼は私たちのヒーローだった」と前回出場時から大幅にパフォーマンスを向上させた同選手を称賛した。
また、「彼は良い人だし、よく働くし、人生には美しいものがある」とコメント。続けて、「このチームの選手全員にチャンスがあり、マンチェスター・ユナイテッドでプレーできることは幸運だ。1試合プレーするか90試合プレーするかは問題ではない。このクラブでプレーすることは常に喜びなんだ」と力強く語っている。
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