マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの動向に言及した。12日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
現在27歳のラッシュフォードは、7歳からマンチェスター・ユナイテッドに在籍している下部組織出身選手で、2016年2月にトップチームデビューして以降、これまで同クラブ一筋でプレー。公式戦通算では426試合に出場し、138ゴール63アシストを記録している。
今季途中まで公式戦全24試合に出場していたものの、トレーニングでのパフォーマンスが悪かったことなどから、昨年11月11日から指揮を執っているルベン・アモリム監督によって突如としてメンバーから外されている。
これにより、先月15日に行われたプレミアリーグ第16節のマンチェスター・シティ戦以降、4試合連続でベンチ外となると、同30日に行われた第19節のニューカッスル戦で5試合ぶりにベンチ入りメンバーに復帰を果たしたものの、出場機会は訪れず。以降は体調不良でメンバーから外れるなど、公式戦7試合連続で欠場中となっている。
このような状況から今冬の移籍市場での退団も噂されているなか、もう2度とラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着ることはないのかと聞かれたアモリム監督は「わからない。様子を見よう」とその可能性を否定しなかった。
「彼はマンチェスター・ユナイテッドの選手だ。努力しなければならない。彼はクラブを代表しなければならない。彼はクラブを愛しているけど、私は選択しなければならない。私がどのように選択しているかについてはすでに話をしたことがある。それが現実だ。続けて、次の試合を見ていこう。そして、私が言ったように選択しなければならない」