バルサ、レアル相手に2戦連続4発以上は史上初の快挙! エル・クラシコ史においても62年ぶり

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2025年01月14日 00:11  サッカーキング

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スーペルコパの頂点に立ったバルセロナ [写真]=Getty Images
 スーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝が12日に行われ、バルセロナがレアル・マドリードを5−2で下し、通算15回目の優勝を成し遂げた。

 試合は立ち上がりの5分、レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エンバペに先制ゴールを許したものの、ここからバルセロナが猛攻を披露。22分、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキからのスルーパスで右サイドを抜け出したスペイン代表FWラミン・ヤマルが、カットインから左足でシュートを流し込むと、36分にはレヴァンドフスキがPKを決めて逆転に成功。39分には右サイドでボールを持ったフランス代表DFジュール・クンデからの“レーザービーム”のようなロングフィードを、ブラジル代表FWハフィーニャが頭で沈めると、前半アディショナルタイムには見事なカウンターからスペイン代表DFアレハンドロ・バルデがゴールネットを揺らした。

 4−1で後半へ突入すると、立ち上がりの48分にはまたも見事な速攻から、最後はハフィーニャが自身2点目を決めてリードを広げる。54分には元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーにレッドカードが提示され、10人での戦いを強いられると、このプレーで与えたフリーキックをブラジル代表FWロドリゴに決められたが、これ以上の追随は許さず。“宿敵”相手に衝撃の5ゴールを奪い、今季初タイトルを手にした。

 両者は昨年10月26日に行われたラ・リーガ第11節で今季初めて対戦しており、レアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』での対戦ながら、バルセロナが4−0と完勝していた。同試合に続いて、今回のエル・クラシコでもゴールラッシュを記録。データサイト『Opta』によると、バルセロナがエル・クラシコにおいて、公式戦2試合連続4ゴール以上を奪ったのは史上初の出来事となったという。

 なお、「エル・クラシコにおいて公式戦2試合連続4ゴール以上」という条件であれば、レアル・マドリードが過去に1度だけ成し遂げたことがあるようだ。とはいえ、最後にこの記録が達成されたのは1963年のこと。1962−63シーズンのラ・リーガ第18節を5−1、63−64シーズンの第12節を4−0と大勝で飾っていた。当時はフェレンツ・プスカシュやアルフレッド・ディ・ステファノといった、後世に語り継がれる選手たちがゴールを記録。どちらのシーズンもレアル・マドリードがリーグタイトルを勝ち獲っている。

 エル・クラシコ史においては62年ぶり、バルセロナとしては初となる快挙が成し遂げられた今回のスーペルコパ・デ・エスパーニャ。今季公式戦3度目のエル・クラシコは、今年5月11日(詳細日時未定)に控えたラ・リーガ第35節で実現予定となっているが、バルセロナのホームで行われるゲームは、どのような結末となるだろうか。


【ハイライト動画】バルサ、スーペルコパ決勝で衝撃の5発大勝


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