ウェストハムのポッター新監督、“本拠地初戦”に共闘を呼びかけ「サポーターやファンとのつながりが必要」

　ウェストハムを率いるグレアム・ポッター監督がサポーターに共闘を呼びかけた。13日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。

　ここまで20試合を消化したリーグ戦で6勝5分9敗を記録し、勝ち点「23」の14位につけているウェストハム。同クラブは1億2000万ポンド（約230億円）以上を費やした大型補強を行い今季開幕を迎えたものの、大きな期待とは裏腹に序盤から成績が低迷してしまう。今月8日にはフレン・ロペテギ監督の解任を決断し、新たにポッター監督の招へいを発表。再建を託されたイギリス人指揮官は、14日に就任後初となるフルアムとのプレミアリーグ初戦に臨む。

　チームを率いて最初のゲームとなったFAカップ3回戦では、アストン・ヴィラを相手に敵地で1−2の敗戦を喫したポッター監督。しかしながら、「選手たちの反応やアプローチはとてもいい」と着任後の感触をポジティブに明かしつつ、「互いに連携しようと熱心に取り組んでいる。厳しい時期だったが、チームとして一緒に成長していきたい。彼らはそれに協力してくれている」と立て直しに向けた見解を口にした。

　また、「最も重要なことはファンがチームを支えてくれることであり、私は彼らに何の疑いも持っていない」コメント。「サポーターやファンとのつながりが必要なんだ。まだ始まったばかりだが、結果やパフォーマンスが良ければサポーターもついてきてくれるだろう」と共闘を呼びかけ、「明日の夜のホーム初戦が待ち遠しい。サポーターは私たちが今どの段階にいるのかわかっていると思う。最終的には結果が一番大事だ。正しいプレーをしたいが、勝ち点は助けになる。その両方が手に入れば最高だ」とフルアム戦への決意を語っている。