29歳男性が“人生初の彼女”と入ったお風呂で大失態…「謝罪LINEもブロックされました」

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2025年01月14日 16:11  日刊SPA!

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※画像はイメージです
 彼女の前では誰しもカッコいいところを見せたいもの。ましてや、初デートともなれば張り切らない理由はどこにも見当たりませんよね。でも、そんな大切なときに限ってとんでもない失敗をやらかすことも……。悲惨な顔つきで語ってくれた彼も、そのうちの1人です。
◆29歳で初めてできた奄美大島出身の彼女

 終始浮かない表情で取材に応えてくれたのは、六瀬さん(仮名・29歳)です。彼は、現在横浜にある会計事務所に勤務し、毎日自宅のある武蔵小金井から通勤しています。

 そんな六瀬さん、実は最近まで勤務先の近所にある喫茶店で働く4歳年下の女性と付き合っていたと言います。

「お恥ずかしい話なのですが、私、女性と付き合ったこともなければ、もちろん男女の関係を経験したこともなかったんです。そんな私が、半年前から仲良くしていた女性と付き合うことになりました。ランチでよく利用する事務所の近所にある喫茶店で働くMさんという女性です」

 少し照れ気味にそう語ってくれた六瀬さん。彼女となったMさんは奄美大島の出身で、東京に出て来たばかりで何もかもが新鮮で驚きの連続だったそうです。

「先日、Mさんと銀座を歩いていたら『ねぇ、私、一度東京のラブホテルに行ってみたいんだ』と、唐突に言われ、思わず「ゆびきりげんまん』をしてしまったんです」

◆“経験がない”ことに不安が募ってきた

 Mさんからの要望に安請け合いをしてしまった六瀬さん。もちろんそっち方面は無知なので、彼女が喜びそうなラブホを血眼になってネットサーフィンしたそうです。

「いろいろ調べてみて分かったのですが、最近のラブホはまるでテーマパークのようですね。みんなでパーティーができたり、ジムがあったり……。あまり派手なのもどうかと思ったので、女性が喜びそうなお城をイメージしたラブホを予約しました」

 早速、ラブホの予約が完了したことをLINEで知らせたところ、大喜びの返信があったそうです。ただ、ホッとするのもつかの間、当日はうまくリードできるのか、どのようにしたら彼女が一番喜ぶのかなど、不安も募ってきたという六瀬さん。

「ラブホ選び以上に、ラブホで待ち受ける営みについて、ネットの情報を片っ端から調べました。いろんな情報を見ていくうちに、だんだん不安になってきました。ましてや、Mさんは私に女性経験がないことなど知る由もありませんし……」

◆初のラブホテルに大興奮の彼女

 ラブホ当日のことをあれこれ考え、ここ最近は夜もぐっすり眠れなかった六瀬さんですが、とうとう本番の日がやってきました。

「結局、朝の4時ごろまでいろいろ考え込んでしまって眠れませんでした。

 10時に渋谷ヒカリエの2階にある花屋の前で待ち合わせをしていたので、スマホのアラームで9時に飛び起きて急いでシャワーを浴びて、それからほとんど黄色い部分が少なくなったバナナと、冷蔵庫にあった牛乳を胃袋に入れて渋谷へ向かいました」

 待ち合わせ場所に到着すると、すでにMさんは来ていて、手を振りながら笑顔で迎えてくれたと言います。普段よりもどことなく無口な二人は、そのままぎこちなく手を繋いでラブホの方向へと歩いて行きました。

 ラブホに到着した二人は、とりあえず途中のコンビニで調達したビールで乾杯しました。Mさんはビールを一口飲むや否や、1人で部屋散策をはじめ上機嫌だったようです。

「最初は自分の方からお風呂へ誘おうと思っていたのですが、しばらくしてMさんの方から『ねぇねぇ、お風呂すごい大きいよ!一緒に入ろ!』と言ってきたので振り向くと、すでにMさんはバスタオル一枚になっていて浴室から手招きしていました」

◆湯船で力いっぱい彼女を抱きしめた瞬間に…

 覚悟を決めた六瀬さんは、動揺を隠しながら浴室に向かいました。すでに浴槽につかっていたMさんの後ろ姿を見ながら、六瀬さんもゆっくりと浴槽に入りました。

 そのまま二人は無言のまま温かい湯船につかり、六瀬さんも久しぶりにホッとした気持ちになれたといいます。

 しかし、それと同時に下腹部が今まで味わったこともないような違和感に襲われたそうです。その後、Mさんが「ありがとう、大好き!」と言って六瀬さんに抱きついてきました。生まれて初めて触れた女体に興奮した六瀬さんは、自らも力一杯Mさんを抱きしめました。

 次の瞬間、六瀬さんは臀部にさらなる違和感を覚え、それが何を意味しているのかをその数秒後に感じ取りました。無色透明だった湯船が茶色く変色し、匂いが湯気に混じって浴室に放出されたのです。

「Mさん!ごめん!シャワー浴びてすぐに風呂から出て!」

 そう叫ぶのが精いっぱいだった六瀬さん。Mさんも目の前で起こった出来事をようやく理解し、六瀬さんの指示通りに浴室から出て行きました。

「朝食に口にした牛乳が腐っていたのだと思います。飲んだ時に少し変だなと思ったのですが、後の祭りでした。たぶん、極度の緊張でおなかの調子が悪いことすら気が付かなかったのだと思います。もう終わりです…」

 結局、初ラブホは30分で終了となり、その後LINEで謝罪メッセージを送った六瀬さんですが、悲しいことにしばらくしてブロックされてしまったそうです。

<TEXT/ベルクちゃん>

―[ラブホの珍エピソード]―

【ベルクちゃん】
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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  • 頭でっかちの典型…調べ物の前に、まず…体調管理がでしょう。。。
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