青山商事、“スニーカーを入れる場所”付きリュック　「においが気になる」リアルな声受け

　青山商事は、弁当箱やスニーカー入れとしても使える専用スペースを用意したリュック「撥水ナイロン仕切り2WAYリュック」を発売した。老舗バッグメーカー「ACE（エース）」との共同開発商品の第5弾で、価格は2万1890円。

【画像】本当にスニーカーが入るの？　お弁当箱を入れる様子や両段に物を詰めこんだ様子など（計5枚）

　同商品は、仕切りによってメインの収納部分を上段と下段に分割できるビジネスリュックだ。寸法は43（縦）×28（横）×11（奥行き）センチ。下段のスペースは、一般的な2段の弁当箱やスープジャー、スニーカーなどを収められる11（奥行き）×13（高さ）センチに設計した。背面には、14インチのPCや資料を収納できるスペースも備えている。

　青山商事によれば、健康志向の高まりにより近年、職場に弁当を持参したり、終業後にジムに通ったりするビジネスパーソンが増加している。しかし、ビジネス用のリュックに弁当箱やスニーカーを収納する際に「臭いが気になる」「別で手提げバッグを持った方がよい」といった悩みが挙がっているという。

　同商品はこうした悩みを受けて、弁当箱・スニーカーが入る専用スペースを用意したリュックとして企画。開発に当たっては、エース社と青山商事の社員にもアンケートを実施し、日頃使用しているリュックのリアルな悩み事を調査した。その結果、「機能性があって大容量のリュックが良い」「リュックの中に入っているものをよけながら、弁当箱やスニーカーを出し入れするのが煩わしい」といった声が上がったといい、開発ではこうした声も反映した。

　カラー展開はブラック、グレー、ネイビーの3種類を用意した（ネイビーのみオンラインストア限定）。全国の「スーツスクエア」「ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサルランゲージ」全店で販売する。