萩原利久&古川琴音、アニメ声優に初挑戦 『花緑青が明ける日に』W主演

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2025年01月15日 08:00  ORICON NEWS

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(左から)古川琴音と萩原利久(C)A NEW DAWN Film Partners
 若手俳優の萩原利久(25)と古川琴音(28)が、アニメ映画『花緑青が明ける日に』(2025年公開)に出演することが決定した。W主演としてアニメ声優に初挑戦し、幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎役を萩原、彼の幼馴染で将来の道を模索している式森カオル役を古川が担当する。

【動画】幻の花火!萩原利久&古川琴音のキャラ声 公開された『花緑青が明ける日に』映像

 同作は、日本画家としての活動を軸に、新海誠監督や片渕須直監督など名だたる監督のアニメーション作品に参加し、CMやミュージックビデオを手掛ける四宮義俊が、自身のオリジナル脚本で描く、初の長編アニメーション監督作。物語の舞台は、土地立ち退きの強制執行が迫る創業330年の花火工場・帯刀煙火店。そこで育った若者たちと、幻の花火<シュハリ>をめぐる2日間の物語を描き出す。

 老舗の花火工場「帯刀煙火店」の次男で、失踪した父親に代わり幻の花火を完成させようと奮闘する帯刀敬太郎役を、自身2度目の出演となるNHK連続テレビ小説「おむすび」で話題の萩原利久。

 敬太郎の幼馴染で、地元を離れ東京で将来の道を模索している式森カオルを演じるのは、主演を務めた短編映画「春」で第20回TAMA NEW WAVEベスト女優賞を受賞、、連続テレビ小説「エール」(20/NHK)や、大河ドラマ「どうする家康」(23/NHK)にも出演した古川琴音。

 公開された特報映像では、幻の花火と呼ばれる<シュハリ>について語る敬太郎の真剣な横顔や、シュハリの秘密の鍵を握る青い顔料「花緑青(はなろくしょう)」の存在に気が付き愕然とするカオルの様子を捉えている。ばらばらの道を歩んでいた2人が再会し、立ち退きが迫る花火工場の残された2日間に立てた驚きの計画とはー?日本家屋を花火工場に改築した帯刀煙火店の外観や、夜の海の中を月光に包まれながら泳ぐカオルの姿などが圧倒的な映像美で描かれ、物語の展開にも期待が高まる特報になっている。

■萩原利久コメント
 初めて声優のお仕事をさせていただき、とても新鮮でした。最初一人でアフレコをしていた時にはなかなか手応えを掴むことができず、監督の「OK」だけを頼りにしていたのですが、最終日に古川さんと掛け合いで収録させていただいて、一人で録っている時とは全く体感が違って。普段いかに周りの人や環境に支えられてお芝居をしていたのかと実感させられました。僕自身、最初に脚本やVコンテを拝見した時に「これは凄い作品になるんじゃないか」と感じましたので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

■古川琴音コメント
四宮監督が構想から8年という長い年月をかけて育まれた、大切な作品に呼んでいただけたことがとても嬉しく、声優は初めてでしたが体当たりで臨ませていただきました。声を録りながら、5年前のコロナのことを思い出していました。全国の花火大会をはじめ、伝統ある催事が次々と無くなっていくことを当時は憂いてばかりいましたが、今思えばそんな私の日常を支えてくれていたのが、現代のカルチャーを先導している日本のアニメでした。この作品は、日本画家出身の四宮監督がアニメで花火を描いた温故知新の芸術だと思います。その創作の一端を任せていただいたこと改めて光栄に思います。


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