アストン・ヴィラは14日、ドルトムントからオランダ代表FWドニエル・マレンを完全移籍で獲得したことを発表した。
なお、移籍金や契約期間などについては明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金は2300万ユーロ(約37億円)に300万ユーロ(約5億円)の追加オプションが付随する契約で合意したという。
現在25歳のマレンは、アヤックスやアーセナル、PSVの下部組織に所属した経歴を持ち、2018年2月にPSVでトップチームデビューを果たした。2021年7月にドルトムントに完全移籍し、ここまで公式戦132試合出場で39ゴール20アシストをマーク。また、2019年9月にはオランダ代表デビューも果たし、通算41試合出場で9ゴール8アシストを記録している。
移籍が決定したマレンはアストン・ヴィラのクラブ公式サイトで「信じられないね。とても幸せでとても誇りに思っている」と語りながら、「野心、監督の計画に惹かれた。素晴らしいスタジアムで、今年はたくさんのことを見てきた。それが理由だね」と加入を決断した理由を明かした。
また、かつてプレミアリーグでプレーすることが夢だと語っていたマレンは「確かに夢が叶うね。僕はかつてアーセナルのアカデミーにいて、ここ(プレミアリーグ)でプレーすることはずっと夢だった。ついに実現するので、とても嬉しく思っているよ」と喜びを口にした。