「第4回マガデミー賞」開催、“マンガの楽しみ方”を拡げる賞へと受賞部門を全面刷新

　BookLiveが主催するマンガのアワード「第4回マガデミー賞」の開催が決定した。第4回目となる今年度は、「マンガの楽しみ方は、無限大。」という新コンセプトのもと、従来のキャラクターを讃える賞から、マンガの楽しみ方を拡げる賞へと受賞部門を全面刷新する。

【画像】漫画キャラを讃える賞から全面刷新！　「第4回マガデミー賞」主要受賞部門一覧

　同アワードは、2021年より「マンガのキャラクターを讃える」をコンセプトにスタート。今年度より、ただ面白いだけではない、マンガの持つ多様な個性と熱量を発信していきたいという思いから、「マンガの楽しみ方」を拡げる賞を目指す。

　主要受賞部門は、作画・ストーリーなど、多方面において総合的に「讃えたい」と思えるマンガを賞する「作品賞」、物語設定やテーマがユニークで革新的なマンガを賞する「設定賞」、心に響いたマンガを賞する「感銘賞」、作画や書き込み、作品づくりに作者の並々ならぬこだわりを感じるマンガを賞する「こだわり賞」、表紙から醸し出される独自の世界観に惹きつけられてしまうマンガを賞する「表紙インパクト賞」の5つが用意されている。

　選考対象となるのは、2024年1月1日から12月31日までに紙および電子単行本が発売された、もしくは発売予定のあったマンガのうち、最大巻数が10巻までの作品。

　ノミネート作品は審査員によって選出され、1月23日から2月13日まで一般投票を受け付けている。そして、5月14日には「第4回マガデミー賞」受賞作品の発表および授賞式の開催が予定されている。