酒かすなどの未活用素材を活用した「エシカルジン」の蒸留・販売を行うエシカル・スピリッツ(東京)は、ドール(東京)の「もったいないバナナ」を使ったオリジナルのジン「CACAO BANANA ÉTHIQUE」を数量限定で販売している。
「もったいないバナナ」は、規格外のために、おいしく食べられるにも関わらず廃棄されてしまうバナナ。「CACAO BANANA ÉTHIQUE」は、秋田県「飛良泉本舗」の酒かす焼酎をベースに、チョコレートを作る工程で残されることが多いカカオの皮の部分「カカオハスク」と、「もったいないバナナ」を組み合わせ、香りを最大限引き出せる手法で蒸留した。飛良泉本舗のトロピカルでフルーティな香りと、バナナの濃厚で豊かな香り、カカオハスクのウッディーで香ばしく甘い香りのバランスが絶妙な、大人のチョコバナナをイメージしたジン。アルコール分45%、税込み3300円。
エシカル・スピリッツのオンラインストアと、東京リバーサイド蒸溜所(東京都台東区蔵前 3-9-3)内のエシカル・スピリッツ オフィシャルストア、バー・ダイニング「Stage by Ethical Spirits」で販売している。
エシカル・スピリッツは2020年2月に創業。同年3月、日本酒生産工程の最後に残され、多くが未活用となっている「酒かす」を蒸留し、エシカルジン「LAST」の製造、販売をスタートした。2021年5月、エシカル生産・消費に特化した再生型蒸留所「東京リバーサイド蒸溜所」を東京・蔵前にオープン。酒かすだけでなく、コロナ禍で余剰となった輸入ビール、カカオの皮や地方野菜などの未活用素材を取り扱う。2021年6月には「間伐材」から酒を生み出す挑戦をスタートした。
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