文化服装学院がアップサイクル作品を発表、「ゾゾユーズド」が古着を提供　優秀作品はSHIBUYA109で展示

　文化服装学院が、SHIBUYA109を運営する「SHIBUYA109エンタテイメント」、ZOZOと連携し、古着のアップサイクル作品を通じて身近な社会課題を発信する産学連携コラボレーション企画を実施する。

　同企画では、文化服装学院ファッション流通専門課程の1年生250人が40チームに分かれ、ZOZOが展開している古着の下取り・販売サービス「ゾゾユーズド（ZOZOUSED）」の古着約600点を使用してアップサイクル作品計40点（1チーム1作品）を製作。学生は、「ジェンダーを通しての表現の自由」や「マイノリティ問題」、「うつ病」、「ファストファッションによる環境破壊」、「労働環境」、「学生のメンタルヘルス」、「発展途上国の飢餓問題」などの社会問題を取り上げる。
　40チームの中から選ばれた15チームは、1月24日に公開プレゼンテーションを行い、順位を決定。上位入賞チームの3作品はSHIBUYA109 渋谷店の2階アドスペースに、他12チームの作品はエレベータホールに展示される。また、「最優秀賞」と「ソウゾウのナナメウエ賞」に選出された作品を制作したチームは、ZOZOTOWN内のサステナビリティ情報発信コンテンツ「エラブ バイ ゾゾ（elove by ZOZO）」にインタビュー記事が掲載される。

■公開プレゼンテーション　概要日時：2024年1月24日（金）13:30〜15:00場所：文化服装学院　B館20階（B201ホール）所在地：東京都渋谷区代々木3-22-1