チームを救う直接FK弾のR・ジェームズ「戻ってこられて本当に嬉しい」

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2025年01月15日 15:19  サッカーキング

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直接FKを決めた(右)R・ジェームズ [写真]=Getty Images
 チェルシーでキャプテンを務めているイングランド代表DFリース・ジェームズが、約2年半ぶりにプレミアリーグで得点を決めた。

 プレミアリーグ第21節が14日に行われ、チェルシーはボーンマスと対戦。13分に華麗なキックフェイントからGKとの一対一を制してコール・パーマーが先制点を決めたものの、50分にPKから同点に追いつかれると、68分には逆転を許した。しかし、55分から途中出場したR・ジェームズが90+5分に直接FKを決めて同点に追いついて、2−2のドローに終わっている。

 ここ数年、負傷による離脱が相次いでいたR・ジェームズは、プレミアリーグでの得点が2022年8月14日のトッテナム戦以来、約2年半ぶりに。公式戦でも同年10月5日のミラン戦以来と久々の得点となった。

 試合後、R・ジェームズはイギリスメディア『TNT Sports』で「いい距離だと感じていたし、ゴールの向こう側が空いているのが見えていた。得点を頻繁に決めていた時期もあったけど、長い間そんな感覚はなかったよ」と得点場面を振り返った。

 なお、黒星は回避したチェルシーだが、リーグ戦では5試合未勝利(3分け2敗)と公式戦12戦無敗の好調から一転して白星から遠ざかる事態となっている。このことには「前半にいくつか決定的なチャンスがあったが、それを活かせれば試合は終わるはずだった。フットボール全体に言えることだけど、チャンスがあってもそれを活かせなければ、後で痛手になることがある」と決定力不足を嘆いた。

 11日に行われたFAカップ3回戦モアカム(4部)戦(○5−0)で負傷から復帰を果たし、この試合が今季6試合目の出場となったR・ジェームズは、イギリスメディア『BBC』で復帰した喜びを次のように語った。

「戻ってこられて嬉しく思っているし、このチームを代表することができて誇らしく思っている。孤独でフラストレーションが溜まっていたけど、チームを助けるために戻ってこられて本当に嬉しい」

 また、5試合未勝利でも暫定ながら4位となっていることには「僕たちのプレーを見れば現実的だと思う。トップチームと対戦した時に僕たちは逃げたりしていない。1試合ずつ取り組んで、シーズンの終わりにどこにいるかを見ていこう」とトップ4フィニッシュへの意気込みを口にした。


【ハイライト動画】チェルシーvsボーンマス


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