キュレーター・山峰潤也さん死去　41歳　昨年末に急病で入院

　キュレーター・プロデューサーの山峰潤也さんが、9日に亡くなったことが明らかになった。41歳。CEOを務めたNYAWが15日、Xで発表した。

【報告全文】キュレーター・山峰潤也さん死去　41歳

　同社は「株式会社NYAW CEO山峰潤也の逝去について」と題した文書を投稿。「株式会社NYAW CEO山峰潤也は、昨年末に急病で入院し、懸命に治療を続けて参りましたが、2025年1月9日に息を引き取りました」と経緯を説明し、「みなさまの生前のご厚誼に心より感謝申し上げます」とつづった。

　続けて「キュレーター/プロデューサーとして、美術館学芸員の経験に基づきながら、国内外の多種多様な業界をつなぎ、『NEW SOIL』新たな土壌づくりのために奔走してきた山峰の意志や願いは、今後も生き続けると信じています。みなさまとともに耕していけますと幸甚です」と呼びかけた。

　また「葬儀は関係者のみで行う予定です」とし、「御花代は謹んで辞退させていただきますが、供花と弔電の御厚志を賜れる場合は、下記宛先（原文下部に連絡先記載）までご連絡いただけますようお願い申し上げます」と伝えた。

　突然の訃報に「お仕事でお世話になっているみなさま、お時間を頂戴することにはなりますが、順次対応いたしますので、ご理解ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と改めて呼びかけた。

　山峰さんは、1983年生まれ。美術館学芸員などを経て、アートプロジェクトや展覧会の企画、文化事業のコンサルなどを行うNYAWのCEOに就任。今年10月から12月にかけて開催される「東京お台場トリエンナーレ2025」にアーティスティック・ディレクターとして参画していた。