東京消防庁は、消防車が接近できない道幅が狭い地域やスプリンクラーなど初期消火設備が設置されていない中高層の建物での火災に迅速に対応するため、消火用ドローンの開発をすると発表しました。
今回、東京消防庁が開発をスタートさせたのは、ホースをつなげて放水ができるドローンです。
東京消防庁によりますと、これまでに日本国内で開発された消火用ドローンは、上空からボール状の消火剤を散布するものだということです。
消火活動時に使用する水が通ったホースは重さが50キロ以上になるということで、その重さに耐えられるドローンの開発を目指しているということです。
放水ができるドローンは中国など海外では開発が進んでいて、東京消防庁は国産ドローンの開発を目指し、国内の民間企業からアイディアなど公募して、開発を進めるとしています。
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