27年ぶりの快挙へ 芝未勝利ながらもGIで上々の走り見せる“二刀流”が京成杯制覇を狙う

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2025年01月15日 18:00  netkeiba

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重賞初制覇を目指すコスモストーム(昨年10月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)
 全2勝をダートで挙げるコスモストーム(牡3、栗東・北出成人厩舎)が、京成杯(3歳・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 コスモストームは父デクラレーションオブウォー、母オリーブティアラ、母の父キングカメハメハの血統。母はJRAで1勝。祖母のスティールパスは12年のスパーキングレディーCの覇者。その半妹のトレンドハンターは11年のフラワーCを勝ち、桜花賞で3着だった。23年のセレクトセール1歳で3400万円(税抜)で取引された。

 ここまで5戦2勝。昨年6月の小倉の新馬(ダ1000m)でデビュー勝ち。続くヤマボウシ賞は7着に崩れたが、なでしこ賞で2勝目を手にした。ここ2戦は兵庫ジュニアグランプリが5着、朝日杯FSが8着。とはいえ、前走は初芝と感じさせない上々の走りだったので、ここで再び芝の重賞にチャレンジするのも納得といえる。

 芝初勝利での戴冠となれば、98年のマンダリンスター以来、27年ぶりの偉業だ。今後も二刀流でいくのか、それとも芝かダートのどちらか一本でいくのか。いずれにしても先々を占う一戦となることは間違いない。

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