独、2年連続のマイナス成長=24年GDP、0.2%減
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2025年01月15日 19:01 時事通信社
【ベルリン時事】ドイツ連邦統計局は15日、2024年通年の実質GDP(国内総生産)速報値が、季節調整済みで前年比0.2%減だったと発表した。23年は同0.1%減で、2年連続のマイナス成長は02〜03年以来。当時は東西ドイツ統一後の長引く不況により「欧州の病人」とやゆされていた。
ドイツは23年、物価変動を考慮しない名目GDPで日本を抜いて世界3位に浮上したものの、実体経済は冷え込んでいる。統計局のブラント局長は、輸出での競争激化、エネルギー高、高金利などを挙げ、「構造的な圧力が経済の妨げになっている」と指摘。苦境は続く見通しで「25年もゼロ成長」(キール世界経済研究所)との見方も出ている。
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