「鬼滅」も被害に…「中国人転売ヤー」の実態がヤバ過ぎる!「資金力」と「数の利」がケタ違い←在日中国人オタクに聞いた

21

2025年01月16日 07:20  まいどなニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

まいどなニュース

在日中国人オタクに聞いた「中国人転売ヤー」の実態がヤバ過ぎた…

現在、東京・京橋「CREATIVE MUSEUM TOKYO」にて開催されている、人気コミック&アニメ『鬼滅の刃』の展覧会『アニメ「鬼滅の刃」 柱展 −そして無限城へ−』。その会場にて、中国人を中心とする「転売ヤー」による迷惑行為やグッズ(とくに「缶バッジ」)の買い占めが大きな問題となった。

【一問一答】中国人転売ヤーの手口とは?

前夜から「布団」を敷いて泊まり込む中国人転売屋たち

オタク歴四半世紀という、うめさん(@11royce)さんも『柱展』を楽しみにしていた1人だ。チケットの詳細が公開された際、イベントの定番であるはずの「抽選入場」が「先着順」となっており、迷惑行為を危惧していたという。

「私が初参加した11月5日は、展示を見た後でもある程度の数の缶バッジは買えました。場内は日本人の方が多かったです。知人が参加した翌々日の11月7日も、朝7時から並んだ際、列にはすでに中国人が40〜50人いたそうですが、なんとか缶バッジは買えたそうです」

ところが、11月11日〜12日の夜間、前夜から待機列に布団を敷いて占拠する大勢の中国人転売ヤーが出現。

「知り合いが目撃したのですが、開場後もグッズ購入の順番を巡り、男性2人が中国語で口論。また、購入制限の上限数以上のグッズがカゴにあり、スタッフの方がこれ以上は会計できないと断ると、中国語でわめき散らす人物もいたと聞いています。いずれも物販会場で起きたことで、屈強なセキュリティに排除されたそうです」(うめさん)

現在、『柱展』では、整理番号順の入場、入場時の本人確認が実施されているが、日本人ファンがグッズを買えない!という状況は年内いっぱい続いたそうだ。

そこで、うめさんは2024年12月開催の「コミックマーケット」にて、オタク仲間の「在日中国人」に中国人転売ヤーの実態について質問。その際の驚愕の回答をX(旧Twitter)に投稿した。

うめさんに聞いたところ、回答してくれたオタク仲間の在日中国人は「帰化した元中国人」「香港出身者」「中国都市部出身者」の3名だという。

子どもの留学ビザで一家で来日→転売で資産を増やす

(以下、うめさんのXの投稿より)

Q:転売ヤー求人はどこで見つけるの?

A:中国のweiboにある。なので日本人が見つけるのは難しい。

Q:元締めは日本にいるの?

A:元締めは中国。日本にいるのは下請け、孫請け。

Q:転売ヤーのバイトに誘われたことはある?

A:親が知人から誘われ、やろうとしてたので止めた。

Q:転売ヤーは日本語全然話せないけど、どういう背景で来日するの?

A:今いちばん多いパターンが、子どもの留学ビザで来日して住所確保→その後に親が経営者ビザで来日、一家揃って日本に住む。

Q:平日に徹夜が可能って、どんな生活?

A:中国国内に十分な資産があるため、時間に余裕がある。また、円安なので円換算すると資産が増えてる。

Q:日本人ができる対策は?

A:数で責めて来るので数で対抗する。または、ガンプラでやったクイズ方式で弾く。

◇ ◇

「ガンプラ」でやったクイズというのは、2021年発売の『Hi-νガンダム』の購入列に並ぶ転売屋対策として、商品の正式名称を店員に答え、「買いたい商品の商品名が答えられない人物(転売屋)」を排除した、というものだ。

さまざまな対策が行われているが、鬼滅関連のイベントでは『柱展』に限らず、アニメ版『鬼滅の刃』の制作を手がけるufotable運営のコラボレーションカフェ「ufotableカフェ」、『鬼滅の刃』の出版社である集英社が運営する公認オフィシャルライセンスショップ「JUMP SHOP」などでも、中国人転売ヤーによる買い占めや迷惑行為が今なお、横行しているのが現状だ。

うめさんは常々、とくに「缶バッジ」が中国人によって買い占められている理由について疑問に感じていたという。オタク仲間の在日中国人たちからの回答に驚いたそうだ。

人数と資金で買い占める

(以下、うめさんのXの投稿より)

Q:中国でも『鬼滅の刃』は人気なの?日本ではすでに人気が落ち着いた印象だけど。

A:めっちゃ人気あります(中国人以外の複数からも同じ反応)。

Q:なんで中国人は缶バッジが好きなの?

A:軽くて派手だから、と聞いたことがある。他のジャンルでも似たような感じ。

Q:『柱展』での缶バッジは1個600円。中国での転売価格は?

A:10倍以上。中国の富裕層は日本の富裕層とゼロが2、3個違うから、その価格が成り立つ。

Q:中国にもジャンショ(「JUMP SHOP」)はあるのに、なぜ日本で大金をはたいて買うの?

A:日本語表記のグッズが欲しいから。

Q:ufotable運営の「ダイニング」での爆買いも問題になっている。購入の際に個数制限設けたらどうなる?

A:1人が無制限購入できるからまだ少数ですんでる。個数制限をかけたら『柱展』同様、人数で買い占める。

Q:例えばチケットを日本人枠8、外国人枠2にしたら日本人がグッズを買える?

A:日本人のタイミーを雇うかも。

Q:グッズを買えなかった日本人が、「(中国に)帰って欲しい」と恨んでるんだけど。

A:正規の手段で日本での生活を確立した我々からすると風評被害なので、同じく帰って欲しい。同胞と思われたくない。香港出身者『中国人と一緒にしないでください』。元中国人『そういう中国人気質が嫌になって日本に帰化したんですよ…』」

中国人転売ヤーに、在日中国人もドン引き…

うめさんは今回、回答してくれたオタク仲間の在日中国人に、『柱展』で中国人転売屋たちが起こした、「待機列に布団を敷いて徹夜」、「大挙して押し寄せた会場で大声で喧嘩などの騒動→退場」、「Wチャンス28本」などの迷惑行為を話したという。

その結果、「全員にドン引きされました…」と、うめさん。

うめさんによると、「Wチャンス」とは、ufotable直営店でもらえる「1回650円の景品」の中で最も確率の低いくじ景品のこと。当たりはアニメ版『鬼滅の刃』のアニメーターによる直筆色紙で、そのはずれ景品としてくじを引いた全員に配布されるのが「B2原画ポスター」であり、そのポスターを28本、大型のスーツケースに入れていた中国人を知人が目撃したそうだ。

130万円をグッズにつぎこむ転売ヤー

「一目見て中国人とわかったそうです。海外旅行に行くようなスーツケースを持っており、何だろうと思ったらWチャンスのポスター28本で、長いレシートが複数あったそうです」(うめさん)

公式からWチャンス賞の排出率についての明言はないが、「自分の経験則と景品総数等から確率を計算したところ、1/70でした」と、うめさん。

「あくまでも確率なので、10回で出る人もいれば200回引いても出ない方もいる。それを踏まえて、Wチャンスで獲得出来るポスター28本を入手したということは……単純計算で650円×70回×28本=127万4000円、理論値で1960回のくじを引かないと出ません。一般的な感覚ですが、130万円もの大金を一気にグッズにつぎ込みますか?私にはできません…」(うめさん)

膨大な資金力と数の利で押し寄せる中国人転売ヤー。今のところ、現場レベルではクイズ形式で排除する以外の有効な手立てはないようだ。

こういったグッズに限らず、さまざまな現場でも中国人による不正な「買い占め」によるトラブルが後を絶たない。日本政府も厳重な対策を考えるべきタイミングに来ているのではないだろうか。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)

動画・画像が表示されない場合はこちら

このニュースに関するつぶやき

  • 本当に、思うけど、中国人って?とことん屑だな!�फ�á��ܤ����­
    • イイネ!6
    • コメント 6件

つぶやき一覧へ(15件)

前日のランキングへ

ニュース設定