こん棒を欲しがる母親と、こん棒を作る祖父。そんなRPGの世界だとしても珍しい家族のエピソードがX(Twitter)で話題に。投稿は440万回以上表示、約8万件の“いいね”を獲得しており、多くの声が寄せられています。
投稿者は、漫画家のいそふらぼん肘樹さん。月刊漫画雑誌『月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にてアイドル憑依コメディ漫画『神クズ☆アイドル』を連載中で、2022年にはテレビアニメも放送されました。
ある日母親が天啓にうたれたように突然「こん棒が欲しい!!」と言い出したそうで、そこからなぜか祖父に作ってもらおうとしたそうです。この時点でワケがわかりませんが、祖父も祖父でなんと本当にこん棒を作ってしまうのでした。言われてすぐに作れるものでもないのになぜ!?
しかも、持ちやすそうで形のいい無駄に「質のいいこん棒」ができあがっており、長めのが2本、持ちやすい短めのが5本ほど写真に写っています。おじいさま、武器屋かなにか……?
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肘樹さんによると、お母さまは「人間の原始の喜びにこん棒を振り回すことがあるんよ多分」と話していたそうで、肘樹さんは心の中で「それは多分、鬼だと思う」とツッコミを入れています。お母さま、憑依されてません?
●クオリティーの高いこん棒に称賛や「欲しい」の声も
X(Twitter)民からは「何する気だ」「言葉の意味は分かるのに話の意味が分からない」と困惑する声が上がり、同時に「こん棒を欲しがるお母さんが面白すぎる」「祖父さんは、バット職人を目指してる?」といろいろ気になって、肘樹さんの家族に興味が湧いた人の声もチラホラ。
また「持ち手は滑らか女子の手を傷付けない親切設計なのに打つ側は枝元残しで殺傷力アップの鬼畜設計。じいじ優しい」「めちゃくちゃ良く出来てる」と称賛の声や、「あとは革の服と革の盾ですね」「私も欲しい!」「欲しい!わかる!」と旅立ちが近い勇者と思われるユーザーたちからの声も届いています。1本何ゴールドで買えるのかな……?
ちなみに、こん棒を作らせた母親に戸惑っていた肘樹さんですが、その後「よく考えたら私も小学生の頃祖父に魔法の杖を作ってもらっていた」と自身の封じられし過去を思い出し、「母とはジョブが違っていたのですね」と振り返っています。
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