今年は戦後80年です。太平洋戦争の激戦地となった硫黄島で、きょう、戦没者追悼式が行われました。
今回で42回目となった硫黄島の戦没者追悼式には遺族ら42人が参列しました。
太平洋戦争末期の1945年、硫黄島ではアメリカ軍との戦いで、日米あわせておよそ2万9000人が犠牲となりました。
昨年度は、硫黄島の沖合で噴火が起きた影響で、現地での追悼式は行われませんでした。
遺族を代表して、指揮官だった栗林忠道中将の孫・栗林快枝さん(65)が追悼の言葉を述べました。
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遺族代表 栗林快枝さん
「深い悲しみだけを残す戦争を絶対に繰り返さないために、事実を風化させないよう長く後世に正しく伝えていかなければならない」
このあと、遺族らは要衝の一つであった摺鉢山などで献花を行いました。