岡山県の笠岡市立カブトガニ博物館で開催された、カブトガニの競走がX(Twitter)で2600万以上表示される人気です。
●人間が走る「カブトガニ駅伝」の陰で……?
岡山県笠岡市は絶滅危惧種であるカブトガニの保護に努めており、保護指定区域の「カブトガニ繁殖地」は、国の天然記念物に指定されています。
そんな背景から、12月に開催される駅伝大会の名前も「カブトガニ駅伝」。もちろん走るのは人間で、同博物館の公式X(Twitter)も、「カブトガニ駅伝本日開催!(カブトガニは走りません)」と紹介していました。
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●とてつもなくスローな勝負に
ところが、後日になってカブトガニ博物館は、「よく来てくれた。残念だが、カブトガニが走らないというのは嘘だ」と、唐突にカブトガニの競走を宣言。3匹がしのぎを削る、勝負の様子を動画で公開しました。文字通りのカブトガニ駅伝をやりたかったのかな?
しかしカブトガニの歩みはのろく、2倍速の動画にもかかわらず、じわじわとしか進みません。マイナス方向に想像を超えるスピード感は、「遅すぎる」「電池切れ寸前のミニ四駆」「壊れたルンバかな」などとさんざんツッコまれました。
ちなみに、公式が投稿した「〜というのは嘘だ」「だまして悪いが、仕事なんでな」といった言い回しは、アクションゲーム「アーマードコア」シリーズにおける、「仕事の依頼主からだまし討ちを受けるシチュエーション」のパロディー。リプライでは「博物館がだまして悪いが構文使うのかw」「この機体、やはり水中仕様なんだろうな」「Armored Crab(AC)ってことか?」などと反応するレイヴンの声もみられます。
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