画像提供:マイナビニュースClamppyは2025年1月14日、浮気に関するアンケートの結果を発表した。同調査は2024年11月11日~2024年11月25日、「現在専業主婦をしている、または過去に専業主婦をしていたことがある」全国約606人の女性を対象にインターネットで実施した。
専業主婦に聞いた「浮気をしてしまった理由」のランキングは、以下のようになった。
寂しさや退屈心がきっかけとなり、そこから刺激やスリルを求めるようになった人が多いのかも知れない。また、押しに弱くて浮気をしてしまった人やただ性欲を解消したかった人、パートナーが浮気をしているから自分もしたという意見も上位に挙がっている。
少数だが、結婚後にパートナーの欠点が見えたり魅力を感じなくなったり、そもそも相手のことを好きじゃないのに結婚したりと、配偶者に対して気持ちがないからといった意見もあった。
浮気の理由に「寂しさを感じていた」と答えた人に、浮気に至るまでの詳しい話を聞いた。
・結婚4年目で、育児に疲れ、旦那からのモラハラにも嫌気がさし、息抜きやリフレッシュしたい、寂しいと感じていました。そのときに、ネットで知り合った方とやり取りを重ねるうちに好きになり、心の拠り所として大きな存在になり、浮気をしてしまいました。(30代)
・職場で一緒にいた後輩と仲良くなり浮気をしてしまったことがある。一時的な思い出はあったが結婚生活をするようになってなんとなく寂しい思いや鬱的な症状が出ていたときに長く一緒にいる人に思わず依存をしてしまった。(30代)
上記のように心身ともに疲れている時に、心の拠り所としてほかの人を好きになってしまった人がいた。
出産・育児で疲弊している上に配偶者からのモラハラがあるとなれば、浮気の是非は別にして拠り所を他へ求めてしまうのは仕方のないことかも知れない。他にも、結婚生活で寂しい思いをしている時に以前からの知り合いと浮気してしまったなど、ふとした拍子に浮気へと発展した人も。
また、寂しさからアプリで「体の関係」だけを求めてしまった人もいる。気持ちの入ったものか体だけなのかの違いはあるが、どちらもある意味寂しい現状から頭皮する依存先を求めたとも言えるかも知れない。
「刺激やスリルを求めていた」と答えた人の体験談は以下の通り。
・アプリで知り合った人と電話して暇つぶし感覚で繋がってたら、お互いに会いたいねとなり初めて会うことに。そこから体の関係を持ち相手からも好きと言われ心も惹かれ合う関係になりました。(20代)
・アプリで会って、初めは漫画喫茶で会うだけだった。何度か会って、ホテルに行った。そこからは週に二、三回のペースで、仕事終わりに会っていた。(30代)
刺激やスリルを求めて浮気した人は、アプリで知り合った相手や元彼と関係を持ったケースが多いようだ。中には週2~3回とハイペースで会っている人もいる。また、クラブで知り合った人とその場限りと割り切って浮気をしたドライな人もいた。
「家にずっといることが退屈だった」と答えた人の体験談は以下の通り。
・専業主婦は楽で毎日仕事にも出かけなくて家でゆっくりとできるので嬉しいでしたが、それも毎日だと退屈です。そこでたまに息抜きをしたくて軽い気持ちで友人と浮気の真似事をしました。(30代)
・SNSで日常の愚痴などを発信していたところ、幅広い世代の男性と仲良くなった。既婚者なので会うつもりはないとは言っていたものの、お茶くらいいいのではと言われ、それもそうかと会ってしまったところ、すごく気が合ってしまい、勢いから浮気してしまった。(30代)
専業主婦の場合、基本的には家事や子どものことをやり終えた後は自由時間。趣味があればその趣味に没頭できるが、ない場合は時間を持て余す人もいるのではないか。
家にいることが退屈で、積極的に浮気の真似事をした人や、退屈していたタイミングで浮気相手と出会ってしまった人。SNSで退屈な日常を発信していた際に、仲良くなった人と会ってみたら意気投合してしまった人などさまざまな人がいた。
専業主婦をしている時に浮気をしたことのある人は、全体の18%いた。およそ5人に1人が浮気経験者と考えると、意外に多いと感じる人もいるのではないか。
専業主婦時代に浮気をした女性に、浮気をしたのは専業主婦になってから何年目かを聞いてみると、半年~1年以内と2年~3年が多いことがわかった。
次いで半年以内、1年~2年の順となり、多くの人が専業主婦になってから3年以内に浮気が始まっているとわかる。3年以内という数字は、それまで社会に出て働いていたのが家にいることになり、他人との関わりが薄くなることに寂しさを感じる期間なのかも知れない。
一方で、それ以上長くなると自分なりの時間の使い方を発見したり、趣味を見つけたりと退屈を感じなくなってくるのではないか。
浮気経験のある専業主婦に、浮気相手とはどのように知り合ったのかをアンケートしたところ、以下のランキングになった。
1位の「インターネット」では、SNSやアプリを通じて知り合った人が多い結果になった。
SNSで知り合った人は、最初から浮気する予定だったというよりSNSを通じて仲良くなった結果浮気に至った人が多いようだ。以下は実際の体験談である。
・SNSで日常の愚痴などを発信していたところ、幅広い世代の男性と仲良くなった。既婚者なので会うつもりはないとは言っていたものの、お茶くらいいいのではと言われ、それもそうかと会ってしまったところ、すごく気が合ってしまい、勢いから浮気してしまった。
マッチングアプリの場合は、当然ながら初めから体の関係を求めている人もいる。
・Tinderというマッチングアプリで体だけの関係の男性を私は求めていました。初対面で会って10分後に男女の関係になってるのが不思議と興奮することを覚えてしまいやめられないです。
また、夫から「性欲は他で解消して欲しい」と言われたという人も。
また、結婚後に元カレと再び関係を持ってしまい、そこから浮気に走ったという体験談も多く寄せられた。同窓会や共通の仲間の飲み会などの場に元カレがいた場合は、お酒も入って楽しい時間を過ごしているのもありその勢いで元カレとの仲も再燃してしまうのかもしれない。
・元カレといっても高校時代付き合っていた彼氏で、結婚してからあった同窓会で再び再会してまた恋心に火がついて関係が始まった。
・飲み会があって、久しぶりに元カレと会いました。それがきっかけで後に二人で飲みに行くことになり、結果とし浮気に発展しました。
元カレがどんなつもりで連絡してきたのかはわからないが、やはり連絡が来れば懐かしさから会ってしまうものなのか。
浮気相手に自分が既婚者だと伝えていたかどうかの質問には、浮気をした人の内79.5%の人が「はい」と答えた。
ほとんどの場合で既婚者であることを伝えているにもかかわらず、浮気に発展してしまったとわかる。
浮気をした専業主婦に子どもの有無を調査したところ、ちょうど半数に分かれた。専業主婦が浮気をするのに子供の有無はあまり関係ないのかもしれない。
育児の疲れをはじめ、旦那からのモラハラなどさまざまな要因が重なったことで浮気に走った人もいる。
・結婚4年目で、育児に疲れ、旦那からのモラハラにも嫌気がさし、息抜きやリフレッシュしたい、寂しいと感じていました。そのときに、ネットで知り合った方とやり取りを重ねるうちに好きになり、心の拠り所として大きな存在になり、浮気をしてしまいました。
子どもが生まれたことで、コミュニケーションが無くなったり夫に不満を持ったりといった理由で浮気してしまったケースもある。
・子供が生まれてからは子供中心の生活になり、夫婦間のコミュニケーションはほぼほぼゼロになりました。家にいる時間も長くなり、退屈していたタイミングでフィットネスクラブで浮気相手と出会いました。久しぶりに異性と触れ合い、楽しさを感じて浮気に至りました。
また、夫の家事育児の協力度が低くて不満を抱えていた人も。ただでさえ不満を感じているところに、夫の浮気が発覚すれば爆発するのは仕方ないのかも知れない。(花音)