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米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設計画を巡り、防衛省の設計変更申請を不承認とした県の処分を取り消した国土交通相の裁決は違法として、県が裁決の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(中村慎裁判長)は県側の上告を受理しない決定をした。16日付。県が17日、明らかにした。県の原告適格を認めず、訴えを退けた2024年9月の福岡高裁那覇支部判決が確定した。
辺野古を巡る国と県の法廷闘争はこれまで計14件あり、判決にまで至った訴訟は全て県が敗訴する形で終結した。玉城デニー知事は「司法が具体的判断も示さずに門前払いをしたことは極めて残念。しかしながら、辺野古新基地建設に反対する私の立場はいささかも変わらない」とするコメントを出した。【比嘉洋】
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