林原めぐみ「“アスカをレイちゃんが助ける”という1つのテーマが…」新曲「Gathering」の歌詞に込めた思いを語る

山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜〜木曜13:00〜14:55）。今回の放送は、声優・歌手の林原めぐみ（はやしばら・めぐみ）さんが登場！ パチンコ機「P ゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト G」のテーマソングになっている昨年12月18日（水）リリースの新曲「Gathering」について伺いました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、林原めぐみさん

◆「アニメをいっぱいやっているからね！」

れなち：1年ぶりの新曲「Gathering」は、「ゴジラ」と「エヴァンゲリオン」シリーズという2大コンテンツによるコラボレーション第2弾のオリジナル楽曲として書き下ろされたそうですが、歌詞は何を想像しながら書かれたのですか？

林原：前回はキングギドラ、今回はカイザーギドラっていう、さらに大きなキングギドラがやってくると……結局、今の世の中もそうですけど、“戦いが終わらないじゃん”みたいな気持ちもありつつ、ただ私は、アニメの曲でもなんでもいいので“皆さんの生活のなかに関わっていたい”という気持ちがあって。

“抗う事すら許されない 追い込まれた選択でも”という歌詞があるんですけど、例えば、受験だったり、急な転勤だったり、突然何かに（未来を）塞がれてしまうことってあると思うんです。

そういうときに……これは極端ですけど“日本でどうしてゴジラがこんなに愛されているのか？”って考えたときに、“不屈”“立ち上がる”というところが色濃くあるかなと。そこからゴジラに応援してもらおうかな…って（笑）。そういう気持ちが激しい曲調のなかにある感じですかね。

れなち：こういう歌詞は、何かを見ながら書くのですか？ それとも、なんとなく想像しながら書くのですか？

林原：まず、曲が先にできあがったので、それをずっと聴いていて。そうすると、（頭のなかで）ゴジラの足が見えたり、カイザーギドラの羽が見えたりして……アニメ監督ではないにしても“絵コンテを切る”みたいな感じで（歌詞を書きました）。エヴァンゲリオンのキャラクターも登場するので、（綾波）レイちゃんやアスカちゃん（アスカ・ラングレー）らが挑んでいる様子だったり、そういうのを自分の脳のなかで映像として観て、それを言葉に落としていった感じです。

れなち：頭のなかに映像をイメージするんですね。あと、歌詞の最後が“君だけ抱きしめる”で終わるじゃないですか。

林原：そうなんです、助けるんですよ！ もうネタバレOKなんですけど、“アスカをレイちゃんが助ける”という1つのテーマがあるんですね。アニメのときはそこまで描かれていないし、あの2人はわりと反発しあっていましたけど、今回は“助け出す”というのがあるので、それを思い浮かべながら。

れなち：すごいな〜。

林原：そんなそんな（笑）！

れなち：私は歌詞を書いたことがないので……。

林原：アニメをいっぱいやっているからね（笑）！

れなち：そうですよね！ 林原さんですもんね（笑）！

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ：山崎怜奈

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