小島亨介、柏移籍の理由は「一回りも二回りも成長できる」 昨季32試合出場の松本健太と激しい定位置争いへ
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2025年01月18日 00:11 サッカーキング
柏レイソルは17日、新体制発表会見を行った。アルビレックス新潟から完全移籍で加入したGK小島亨介は「僕自身はまだまだ伸び代を感じています。レイソルというクラブからお話をいただき、一回りも二回りも成長できると思って決断しました」と移籍の理由を明かした。
小島は早稲田大学卒業後、2019年に大分トリニータに加入。翌20年に期限付き移籍で新潟に加わると、22年からは完全移籍に移行する。以降は新潟の守護神として公式戦通算138試合に出場した。自身のキャリアにとっては2度目の移籍となるが、所属する大分から出場機会を求めた新潟への期限付き移籍とは意味合いが異なる。「悩みましたけど、いいお話をいただいた中、レイソルでさらに成長していきたいという気持ちになった」ことが一番の決め手だったという。
柏には昨季32試合に出場した松本健太、1番を背負う猿田遥己、アビスパ福岡から加入した坂田大樹が在籍しており、一つの定位置を巡った争いが始まる。「GKは4人いますけど、一つしかないポジション。みんなで切磋琢磨して、リスペクトし合いながら練習ができています。雰囲気はすごく良くできていますけど、その中で一人ひとりがギラギラしたものを出していくことでより高いレベルの競争になる。それが個々のレベルアップにつながるので、そういったところを意識して取り組んでいきたいです」と定位置確保への意気込みを語った。
柏はリカルド・ロドリゲス監督を新たに招聘し、今季から“攻撃的なサッカー”の構築を目指す。その中で攻撃の起点となるビルドアップを得意とする小島にかかる期待は大きい。「レイソルのサッカーを僕自身も関わりながら構築していきたいと思っています。時間はかかると思いますけど、我慢しながらでもやっていくことでより良いサッカーが生まれる。そこを目指しつつ、結果も求めていくことも重要です。今季はタイトルを取れるようにしたい」とチームスタイルの確立とタイトル獲得を誓った。
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