混雑のピークとなる朝の通勤時間帯は“ぶつかりおじさん”との遭遇率が高いようだ。
「朝の快速電車がとまる駅でしたので人も多く、ホーム上で向かい側から歩いてきた男性にかなり強い勢いでぶつかられました」
こう通勤時の出来事を語るのは、千葉県に住む20代女性(営業)。相手はこの女性にぶつかる前から衝突を繰り返していたようで、「前を歩いていた女性方もぶつかられてる方もいましたし、かわしてる方もいらっしゃいました」と振り返る。(文:長田コウ)
「ぶつかってきそうな気配を感じ、逆に男性を吹き飛ばしてしまいました」
しかし、女性は負けていなかった。ぶつかられた瞬間をこう語る。
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「私はスポーツをやっていて体幹が強い方ですので、ぶつかってきそうな気配を感じ、逆に男性を吹き飛ばしてしまいましたが(笑)」
みごと撃退されたぶつかりおじさん。これは自業自得だろう。
一方で、みごと撃退に成功する人ばかりではない。神奈川県の60代女性(企画・マーケティング・経営・管理職)は、朝7時半ごろの横浜駅で電車を降りて改札口に向かう途中、ぶつかりおじさんに遭遇した。
「反対側からすごい勢いでこちらに向かって歩いて来た60歳過ぎくらいの小柄ながらガタイの良いおじさんが、流れに逆行して突進してきたのです」
通路は混雑していたものの、荷物の持ち方を工夫して歩けばぶつからない距離はあったと振り返る。しかし、その男性は様子が違ったのだ。
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「そのおじさんは肩をいからせながらバンと肘で私の胸をめがけて打ったのでした」
「痛みとショックで下げていた紙袋を下に落としてしまい、お土産に持参したクッキーにもヒビが入ってしまいました」
かなりの被害を受けた女性。「本当にショックで悲しかったです」と心境を明かした。ぶつかりは大怪我をする危険もあるのだから本当にやめてほしい。
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