Bリーグ3部(B3)新潟アルビレックスBB(14勝12敗)は18、19日の第17節、岐阜(13勝13敗)とアウェーの岐阜メモリアルセンターで対戦する。SG川村卓也(38)はBリーグ通算3点シュート成功本数が現在496本で、500本まであと4と迫った。節目の記録達成でチームを勢いづける。
「個人的にはあまり意識していない。打つべきタイミングで打って、勝利に貢献できればそれでいい」。川村は記録達成間近な状況を淡々と受け止める。一方で「3本決めて、あと1つになって次ぎのホーム(埼玉戦、25、26日、アオーレ長岡)。それでも盛り上がりますね」と、にやり。
「攻撃に関しては申し分ない」。鵜沢潤監督(43)は元日本代表のシュート力に全幅の信頼を寄せる。現在9試合連続続先発出場中で、この間の3点シュート成功率は41・1%。全体練習後に日課の打ち込みに加え、俊敏性をアップさせる自主トレを始めた。「ジジイの足を動かそう、と(笑い)。若い選手に比べて動かなくなっているので」と日々の準備を怠らない。
長岡市での生活にもなじんでいる。市内のパワースポットの高龍神社に興味を示し、「今度お参りに行きます」。また「そういうところを見てもらいたい。チームのYouTubeチャンネルをつくりたいです」とファンへのアピールも忘れない。
「500本達成記念Tシャツをクラブに制作してもらわないと」と笑う。そして「1つの記録としてありがたい。勝率5割を超えた今、ぽんぽんと勝たないと。そのために決めたい」と真顔で言った。【斎藤慎一郎】
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