23年の目黒記念覇者 半兄に続き障害デビューVなるか

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2025年01月18日 08:30  netkeiba

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ヒートオンビート(撮影:下野雄規)
 23年の目黒記念を制したヒートオンビート(セ8、美浦・青木孝文厩舎)が、土曜中山4Rの障害未勝利(4歳上・障害2880m)で障害デビュー戦を迎える。

 ヒートオンビートは父キングカメハメハ、母マルセリーナ、母の父ディープインパクトの血統。母は11年の桜花賞馬。叔父のグランデッツァは12年のスプリングSなど、半兄のラストドラフトは19年の京成杯を制している。

 ここまで30戦5勝。オープンでは惜敗が続いたが、23年の目黒記念で11回目のチャレンジにして重賞初制覇を果たした。しかし、その後は勝利に手が届かず。昨年の宝塚記念で12着に敗れた後、当時所属していた友道康夫厩舎から青木厩舎への転厩、さらには障害に転向することが決まった。

 今回は約7カ月ぶりの実戦に加え、初の障害戦となるが、平地力は一枚も二枚も上だ。鞍上は名手・石神深一騎手。そして青木厩舎は23年の中山大障害覇者のマイネルグロンを育てた実績あり。さらに半兄のラストドラフトも昨春の障害初戦を快勝している。ならば、いきなりから好勝負はもちろん、あっさりのシーンまでありそうだ。

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