大リーグ・フィリーズは日本時間18日、阪神からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す青柳晃洋(31)を春季キャンプに招待選手として追加したことを発表した。
青柳は昨年の12月4日にポスティングシステム申請が受理され、日本時間18日午前7時が交渉期限だった。この日の締め切り時間まで契約合意の吉報は届かなかったが、直後の急展開となり、フィラデルフィアの地元記者はマイナー契約を結んだと報じた。現在、青柳は国内で自主トレーニングを行っている。
2015年に帝京大からドラフト5位で阪神に入団した青柳は、プロ1年目から一軍のマウンドを経験すると、プロ4年目の2019年には開幕ローテーション入りを果たした。2021年には13勝を挙げ、最多勝と最高勝率のタイトルを手にすると翌年にも同じく13勝で同タイトルを獲得、さらに最優秀防御率にも輝いた。しかしプロ9年目となった昨季は2年連続で開幕投手を任されるも12試合の登板で2勝3敗防御率3.69にとどまった。