外国人野手の冬の時代!?30本塁打、100打点以上放った助っ人は19年を最後になし
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2025年01月18日 10:06 ベースボールキング
一昔前までは、30本塁打、100打点近く打ってチームの勝利に貢献していく外国人野手が多かった印象だ。昨季は30本塁打を放った選手は村上宗隆(ヤクルト)、山川穂高(ソフトバンク)のセパの本塁打王の2人のみ。外国人選手の最多本塁打は、オースティン(DeNA)とレイエス(日本ハム)の2人だけだった。100打点以上挙げた選手はセパ共におらず、30本塁打、100打点を挙げるのが難しい時代になってきたと言える。
今回は直近10年で、30本塁打以上、100打点以上をマークした外国人選手がどのくらいいたのか見ていきたい。30本塁打以上と100打点以上の両方をクリアした外国人は、16年のメヒア(当時西武)、17年のデスパイネ(当時ソフトバンク)、ロペス(当時DeNA)、18年のバレンティン(当時ヤクルト)、19年のソト(当時DeNA)の5人だ。
直近10年で100打点以上挙げた外国人は16年のメヒア、17年のロペスとデスパイネ、18年のバレンティン、19年のソトと意外と少なかったが、本塁打に関しては17年と19年にはセパ合わせて30本塁打以上放った外国人が6人もいた。
23年にロッテのポランコが26本塁打でタイトルを獲得しているが、19年を最後に30本塁打以上、100打点以上放った外国人選手が不在となっている。
日本人投手のレベルが上がり、外国人選手も活躍するのが難しい時代になってきている。その中で今季、30本塁打以上、100打点以上放つ外国人選手が出てくるか注目だ。
<直近10年の外国人選手の30本塁打以上、100打点以上>
※()は当時の所属、☆はタイトル獲得
▼ 2015年
【30本塁打】
34本 レアード(日本ハム)
31本 李大浩(ソフトバンク)
【100打点】
なし
▼ 2016年
【30本塁打】
39本 レアード(日本ハム)☆
35本 メヒア(西武)
34本 ロペス(DeNA)
31本 バレンティン(ヤクルト)
【100打点】
103打点 メヒア(西武)
▼ 2017年
【30本塁打】
35本 ゲレーロ(中日)☆
35本 デスパイネ(ソフトバンク)☆
32本 バレンティン(ヤクルト)
32本 レアード(日本ハム)
31本 ウィーラー(楽天)
30本 ロペス(DeNA)
【100打点】
105打点 ロペス(DeNA)☆
103打点 デスパイネ(ソフトバンク)☆
▼ 2018年
【30本塁打】
41本 ソト(DeNA)☆
38本 バレンティン(ヤクルト)
【100打点】
131打点 バレンティン(ヤクルト)☆
▼ 2019年
【30本塁打】
43本 ソト(DeNA)☆
36本 デスパイネ(ソフトバンク)
33本 バレンティン(ヤクルト)
33本 ブラッシュ(楽天)
32本 レアード(ロッテ)
31本 ロペス(DeNA)
【100打点】
108打点 ソト(DeNA)☆
▼ 2020年
【30本塁打】
なし
【100打点】
なし
▼ 2021年
【30本塁打】
なし
【100打点】
なし
▼ 2022年
【30本塁打】
なし
【100打点】
なし
▼ 2023年
【30本塁打】
なし
【100打点】
なし
▼ 2024年
【30本塁打】
なし
【100打点】
なし
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