【日経新春杯予想】中京芝2200mの重賞は大手牧場が圧倒! 前走で大敗馬に求められる巻き返しの条件とは

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2025年01月18日 16:30  netkeiba

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メイショウタバルがデータに該当(c)netkeiba
 今週の日曜日は、中京競馬場で日経新春杯(GII・芝2200m)が行われます。

 20年以降に中京芝2200mで行われた重賞(計9レース)を見ると、前走で5着以内に入っていた馬が5勝2着5回3着6回。前走6着以下の馬が3勝2着4回3着3回とそれほど大きな差はありません。中京芝2200mの重賞では前走の着順に囚われないことが重要と言えそうです。

 ただ、生産牧場については注意が必要です。20年以降に中京芝2200mで行われた重賞(計9レース)では、ノーザンファーム生産馬が6勝2着4回3着2回と圧倒。さらに社台ファームで生産された馬も1勝2着1回3着4回と活躍しています。ノーザンファーム生産馬は単勝回収率127%と優秀な成績ですし、社台ファーム生産馬も複勝回収率では138%と高い期待値を示しています。

 今年の日経新春杯でも高期待値が見込めるノーザンファーム、社台ファームで生産された馬には注意が必要になりそうです。

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
前走1.5秒以上の差で負けた馬(ただし、社台ファーム生産馬は除く)
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:ケイアイサンデラ、メイショウタバル
※特に言及のない限り、データは20年以降の中京芝2200mで行われた重賞(計9レース)を対象にしています。

 上位人気が予想されるメイショウタバルが該当しました。

 データ対象の9レースでは、前走1.5秒以上の差で負けた馬は23年キングオブドラゴンのみが馬券に絡んでいます。キングオブドラゴンはデータ対象の9レースで好成績を残す社台ファームが生産した馬でした。しかし、社台ファーム生産馬以外で前走1.5秒以上の差で負けた馬は全て馬券圏外となっており、これに該当する馬は大きな割引が必要と言えます。

 該当馬に挙げたメイショウタバルは前走で5.2秒の差で負けていますし、三嶋牧場で生産された馬で過去の好走例には当てはまりません。

 メイショウタバルはこれまでに重賞で2勝を挙げる実力馬ではありますが、折り合いに不安がありアテにしづらいタイプと言えます。すんなりとハナへ立てれば能力を発揮できる印象ですが、今回は同型が揃っており難しい競馬が予想されます。

 これが人気薄で配当妙味があれば多少のリスクも仕方ないと思えますが、メイショウタバルは人気が予想されます。大きなリターンに期待できないとなると高い評価は与えにくい印象ですし、他の馬から入ることも一考したいところです。

 重賞レースの参考に、是非お役立てください。

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