Switch2の『マリオカート9』が大本命。2025年「ヒット確実のゲームタイトル」7選+α

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2025年01月19日 09:10  日刊SPA!

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―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
昨年は、コンシューマでは『ドラゴンクエストIII』や『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』、スマホアプリでは『Pokemon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』がヒットしたゲーム業界。果たして今年はどのようなタイトルがブレイクするでしょうか? 2025年発売予定のソフトのなかから、厳選して7作品をピックアップします! それ以外にも、「Nintendo Switch 2」のローンチタイトルも気になるところです。みなさんの期待の1本は?

◆PS系ハード編 世界的タイトルに成長した狩りゲー最新作

●モンスターハンターワイルズ
PS5、Xbox Series X/S、Steam/カプコン/2月28日発売予定

 2025年上半期の目玉といえば、シリーズ約4年ぶりとなる完全新作『モンスターハンターワイルズ』。PS系ハードでは『モンスターハンター:ワールド』(2018年)以来およそ7年ぶりで、このためにPS5を冬のボーナスで購入したという人も多いのではないでしょうか。

 今回の舞台は未踏の領域「禁足地」。「荒廃期」と「豊穣期」を繰り返す二面性あるフィールドで探索を行います。武器種は既存の14種。『モンスターハンター:ワールド』は発売から3日間で、全世界出荷本数500万本を突破しました(2024年9月30日時点で全世界累計販売本数は2700万本)。この初動をどれだけ超えていくかがポイントです。

◆何でもありの究極の自由度!

●グランド・セフト・オートVI
PS5、Xbox Series X/S/テイクツー・インタラクティブ/2025年発売予定

 全世界売上本数2億本を超えた『グランド・セフト・オートV』(2013年)から12年、久々のナンバリング新作が登場します。

『VI』は、ネオンの眩しいバイスシティの街を含む広大なレオナイダ州で、犯罪者カップルが大暴れ! やりたい放題のトレーラーが公開されています。実況映えする内容だけに、新たなゲーム実況者のスターが誕生する予感がします。

◆和の美を極めた時代劇アクション

●Ghost of Yotei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)
PS5/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2025年発売予定

 全世界販売本数1300万本を超えたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー『Ghost of Tsushima』(2020年)の米スタジオ・Sucker Punch Productionsによる新作。今回は慶長8年(1603年)の蝦夷地で、女武芸者・篤の旅が始まります。

 和の美を追求したグラフィックと、武士道でも邪道でも攻略できるシステムが好評だった『Ghost of Tsushima』。映画化やアニメ化も発表されています。今回の新作『Ghost of Yotei』の評判次第では、『Ghost of』シリーズとしてブランドが確立されそうです。

◆『ELDEN RING』のスピンオフ作

●ELDEN RING NIGHTREIGN(エルデンリング ナイトレイン)
PS5、PS4、Xbox Series X/S、Xbox One、Steam/フロム・ソフトウェア/2025年発売予定

 全世界2860万本を売り上げ、数々の賞に輝いたオープンワールドアクションRPG『ELDEN RING』(2022年)のスピンオフ作。『ELDEN RING』の敵や武器などの要素を引き継ぎつつも、ゲームデザインを刷新し、「協力型サバイバルアクション」となっています。

 プレイヤーの目的は、他プレイヤー2人とともに広大なフィールドで3日間を生き抜くこと。3日目には強敵“夜の王”たちとの戦いが待っています。1ゲームが短めで、実況向きのタイトルになりそうです。

◆Switch編 人とポケモンの共存を目指す街での冒険

●Pokemon LEGENDS Z-A(ポケモンレジェンズ ゼットエー)
Nintendo Switch/株式会社ポケモン/2025年発売予定

 アクションRPGとして好評だった『Pokemon LEGENDS アルセウス』(2022年)に続くタイトル。『ポケットモンスター X・Y』(2013年)に登場したパリを思わせる都市「ミアレシティ」で新たな冒険が開幕します。

 トレーラーを見る限り、時代背景は不明ですが、人とポケモンの共存を目指す再開発構想が進んでいる様子。『アルセウス』の全世界売上は1483万本(2023年3月末)。今作も1000万本超えは確実でしょう。

◆伝説の樹の下で待っているのは……

●ときめきメモリアル〜forever with you〜 エモーショナル
Nintendo Switch/KONAMI/2025年発売予定

 社会現象化した学園恋愛シミュレーションの名作『ときめきメモリアル』(1994年)のPS1版をベースにしたリマスター作品。オリジナルのストーリー、キャラクターボイスはそのままに、ヒロインたちがプレイヤーの名前を呼んでくれます。新旧のグラフィックを切り替えることも可能。伝説の樹の下で待つのは最強ヒロイン・藤崎詩織さんか、それともお弁当を作ってきてくれる虹野沙希さんか、はたまた世界征服を企む紐緒結奈さんか……。

 ちなみに、『ときメモ』と並び恋愛ゲーム史に名を残す学園恋愛ビジュアルノベル『ToHeart』(1997年)も、2025年春にリメイク版を予定。ファンには感涙ものです。

◆ナゾトキ名コンビがSwitchで復活!

●レイトン教授と蒸気の新世界
Nintendo Switch/レベルファイブ/2025年発売予定

 シリーズ世界累計出荷本数1800万本超えの『レイトン』シリーズ、久々の完全新作。『レイトン教授と最後の時間旅行』(2008年)の物語から1年後、蒸気機関で飛躍的発展を遂げたアメリカの都市で新たなナゾに挑みます。

 レイトン教授の声はおなじみの大泉洋さん、助手のルーク役は今田美桜さん。ナゾ開発はクイズ王・伊沢拓司さん率いるQuizKnockが手掛けます。レベルファイブからはこのほか、『ファンタジーライフi』(2025年4月発売予定)、『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』(2025年6月発売予定)もラインナップ。首を長くして待ちたいところです。

◆Switch後継機のローンチタイトルは?

  1月16日、ついに正式発表されたNintendo Switchの後継機「Nintendo Switch 2」。ローンチタイトルはまだ不明ですが、予告映像には『マリオカート』の最新作らしきゲームが披露されています。『マリオカート8 デラックス』(2017年)は全世界累計販売本数6427万本。『マリオカート9』も新ハードの顔となるでしょう。また、『リングフィット アドベンチャー』(2019年)の続編を望む声も大きく、フィットネス系ゲームが登場する可能性もありそうです。

 以上、2025年のゲーム界を引っ張るであろう本命タイトルをチェックしてきました。人気シリーズの続編やスピンオフ作ばかりですが、1本オリジナル新作を挙げるなら、『ダンガンロンパ』の小高和剛さんと『EVER17』『極限脱出』シリーズの打越鋼太郎さんによる共同新作『HUNDRED LINE -最終防衛学園』(4月24日発売予定)に期待します。

<文/卯月 鮎>

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン〜なつかしゲーム子ども実験室〜』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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